アリババクラウド、マレーシアにイノベセンター、フィリピンにデータセンター設置。

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アジア経済ニュースNNA ASIAは2021年06月10日に、中国のEC(E-Commerce/電子商取引)最大手、阿里巴巴集团(阿里巴巴集団/アリババグループ/Alibaba Group)傘下で、クラウド・コンピューティング事業を手掛ける阿里雲(Alibaba Cloud/アリババ・クラウド)は2021年06月08日に、タートアップ企業の支援や技術者の育成を進める拠点として、中国以外で初となるイノベーション・センター(Innovation Center)をマレーシア(Malaysia)の首都KL(Kuala Lumpur/クアラルンプール)に開設すると発表した。

https://time-az.com/main/detail/74575

アリババクラウドは、クアラルンプールでのイノベーション・センター開設について、「当初のマレーシアに対する長期的なコミットメントを示すもので、国内企業の成長と地元の人材育成に必要な環境を提供したい。」とコメントした。2022年度には3万人の技術者を養成する計画も明らかにした。同センターの運営に当たっては、地場のハンズプロフィット(HandsProfit)と提携し、同社が持つ現地の情報、知見などを取り込みたいとしている。

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同センターではマレーシアだけでなく、東南アジアの人材育成やスタートアップ企業の成長にも貢献する見込み。
アリババクラウドは東南アジア事業の強化に力を入れており、向こう3年でUS$10億(約1,090億円)を投じて東南アジアと香港で100万人近いIT技術者を育成する方針だと言う。さらにIT系スタートアップ企業10万社の成長を支援する考えだと言う。

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また同日、阿里雲は、フィリピンの首都マニラ(Manila, the capital of the Philippines)に初めてデータセンター(Data Center)を開設すると発表した。年内の開所を目指す。

データセンター開設を通じ、フィリピン事業を拡大することを計画し、仮想サーバー環境、データベース、セキュリティー、機械学習やデータ分析によるサービスなどを幅広く提供する。
ITを活用した金融サービスとして、フィリピンのフィンテック(Fintech)企業やEC企業、教育系企業などのクラウド技術導入を支援する。

これを見ただけでも、マー君こと馬雲(马云/Jack Ma/ジャック・マー)と孫正義の感覚の違いが解る。

また、中国国家主席習近平(习近平/President Xi Jinping)は、その下である。
彼は犯罪はできるが、改革はできない。

2016-12-16---クラウド事業で、ソフトバンクとアリババがタッグを組んだ。


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