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イギリスの売上高、物価高騰で節約ムード広がり、2022年12月は1%減少。

ヨーロッパ経済ニュースEUROPE NNAは2023年01月23日に、イギリスのONS(Office for National Statistics/政府統計局)は2023年01月20日に、2022年12月の小売売上高(数量ベース、季節要因調整済み)が前月比1%減少したと発表した。

2022年11月のマイナス0.5%の落ち込みから、さらに加速した。

物価高騰を受け、消費者は支出を切り詰めているようである。

非食品を扱う店舗は2.1%縮小。うち非専門店は3.1%減少した。半面、家庭用品店は1.5%、繊維・衣料品・履物店は1%それぞれ伸びている。主に食品を扱う店は0.3%のマイナスだった。

食品を切り詰めるのは尋常ではない。

クリスマスも寂しいことだったようだ。

私のドイツでのクリスマスも困窮した。

店という店が閉まり、買いだめしたものを食い続け、やり過ごす。

研究室も閉まり、図書館も閉まり、学生食堂も閉まる。開いているのは教会だけ、

オンライン・通信販売は0.3%減少。ガソリンスタンドは前月から横ばいだった。

小売売上高は前年同月比では5.8%縮小し、前月のマイナス5.7%から落ち込みがやや加速した。食品店は6.1%、非食品店は1.7%それぞれ減少。オンライン・通信販売は大きく17.4%減り、ガソリンスタンドは2%下向いた。

イギリスの12月のインフレ率は10.5%。食品価格の高騰は続いているものの、燃料価格が低下したことで、伸びは2カ月連続で減速した。


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