見出し画像

日本経済新聞は、共産党大会が中国が初めて原子力爆弾の実験成功記念日に開幕と報告。

米国では、AP通信やロイターが、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領(Russian President Vladimir Putin)の核攻撃問題を大きく取り上げている。

しかし、プーチン大統領の場合は、米国のジョー・バイデン大統領(President Joe Biden)が核攻撃発言を最初に言い出し、それにプーチン大統領が反応したことがきっかけであった。

つまり、アメリカだけが儲かる戦争と同様に、これもバイデン大統領の計画にハマったプーチン大統領がきっかけであった。


今回の共産党大会が中国が初めて原子力爆弾の実験成功記念日に開幕したというのは、習近平帝国の暗号 2035の著者で、日本経済新聞の中澤 克二編集委員が、「開幕は中国初核実験日の戦慄、習氏が操る『台湾に武力』」と紹介し、中国の国家主席習近平(习近平/President Xi Jinping)は、「強国」「強軍」「台湾統一」「国家安全」を繰り返し訴えたと報告し、異例の3期目入りに向けた習の武器である強国、強軍、台湾統一、中華民族の偉大な復興というスローガンの意味を理解するには、10月16日を開幕日に選んだ理由をまず考える必要があると書いている。

全て、かなり作為的に核に向かっている。

1964年10月16日、中国が初の原爆実験に成功したニュースを地方都市で聞いた習と同じ年ごろの中国の知識人は、喜びのあまり飛び上がって「成功したぞー」と叫んだ記憶があるというというが、1964年は中国にとって出遅れた核爆弾開発競争の時期であり、少し意味が違うようにも感じる。

このような勘違いは、非常に危険である。

ここから先は

1,067字

¥ 100

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?