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ロシアの動員令で、ロシア各地で反対デモ。1300人以上逮捕。

AFP(Agence France-Presse/フランス通信)は2022年09月22日に、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領(Vladimir Putin)大統領がウクライナ侵攻のために予備役を部分的に動員すると発表したことを受け、ロシア各地で2022年09月21日に、抗議デモが行われ、1300人以上が逮捕されたと人権団体が発表したと報告した。

https://time-az.com/main/detail/77760

政治的迫害と闘うことを目的とした独立したロシアの人権メディアプロジェクトの人権団体「OVDインフォ(OVD-Info)」によると、抗議デモは少なくともロシア38都市で行われ、少なくとも1332人が逮捕された。ロシアでは、2022年02月のウクライナ侵攻開始直後にも大規模なデモが発生しており、今回のデモはそれ以降で最大規模となった。

また、国外逃亡のため、ロシア発の航空便に予約が殺到し、週内の便がほぼ満席になっている。

ロシアで人気の格安航空券サイト「アビアセールス(Aviasales)」では同日、アルメニアやジョージア、アゼルバイジャン、カザフスタンといった旧ソ連諸国への直行便が完売した。トルコの国営航空会社ターキッシュエアラインズ(Turkish Airlines)のウェブサイトによると、ロシア発着便の主要経由地であるイスタンブールへの便は2022年09月24日まで満席となっている。エア・セルビア(Air Serbia)では、セルビアの首都ベオグラード行きの便で、次に空席があるのは2022年09月26日とされている。

この情報の続きは、世界で最も包括的なフライト・ステータスのデータベースを持つOAG Aviation Worldwideから報告されることだろう。

また、産経ニュースは2022年09月22日に、ウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領(President Volodymyr Zelensky)大統領はニューヨークの国連総会でビデオ演説し、ロシアが常任理事国として拒否権を持ち、国連の安全保障理事会が事態収拾に動けない制度に不満を表明し、「なぜ常任理事国が日本やブラジル、トルコやインド、ドイツ、ウクライナであってはいけないのだ」と問いかけた。

さらに、「平和の条件」は、ロシアの処罰と言ったと伝えている。

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