半導体検査事業を手掛ける台湾の閎康科技、名古屋の日本拠点拡充。

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アジア経済ニュースNNA ASIAは2021年10月19日に、半導体検査事業を手掛ける台湾の閎康科技(Koh Kong Technology)マーテック(ma-tek)は、2022年に名古屋の実験拠点日本マーテック株式会社(閎康名古屋實驗室)を拡充する計画を明らかにしたと報告した。

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台湾の経済新聞「鉅亨網」網などが2021年10月18日に、ファウンドリー(半導体の受託製造)世界最大手の「TSMC(Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Limited/台灣積體電路製造公司/台湾積体電路製造)」が新設を決めた日本工場からの受注を見越した動きと伝えた。

https://time-az.com/main/detail/75433

閎康科技によると、同実験拠点は半導体材料の分析を主に手掛け、自動車メーカーと半導体設備メーカーを主な顧客としている。

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受注は旺盛で、車載半導体のシリコン使用量が増加の一途をたどる中、検査能力が需要に追い付いていない状態が続いている。
2021年第4四半期(10~12月)の受注は、上半期から33~50%増加した。

一方、名古屋の実験拠点は現在、敷地面積の3分の1を使用しているのみという。

TSMCの発表によれば、日本工場は22~28ナノメートル製造プロセスの半導体を生産する。2022年に着工し、2024年に量産に入る計画だと言う。

世界最大手が動くと、関連企業も動く!

このような企業が、今後は増えることだろう。

閎康科技(Koh Kong Technology)マーテック(ma-tek)の緯度、経度。
35°10'15.1"N 137°00'22.9"E
または、
35.170872, 137.006364

2021-10-11---台湾のTSMC、熊本県に新工場を建設する方針で固まった。

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