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台湾総統選支持率。

アジア経済ニュースNNA ASIAは2023年09月12日に、台湾のニュースサイト「美麗島電子報」が82023年09月08日に発表した世論調査によると、2024年01月13日に投開票の予定されている台湾総統選で誰を支持するかとの項目で、与党、民主進歩党(民進党)公認候補の頼清徳(Lai Ching-te/1959 - )副総統の支持率が首位で38.8%と、2位の最大野党、国民党所属で新北市長の侯友宜(Hou You-yi/1957 - )(21.0%)を18ポイント近く引き離した。

この調査は2024年09月05~07日に電話で実施し、20歳以上の1,201人から有効回答を得た。

民主進歩党の頼清徳副総統と国民党所属で新北市長の侯友宜、台湾民衆党主席(初代党首)の柯文哲(Ko Wen-je/1959 - )前台北市長の3人が総統選に出馬すると仮定した場合の支持率は、頼が38.8%、侯が21.0%、柯が18.4%となった。

「投票しない/無効票を投じる」は6.2%、「まだ明確な回答はない」は15.6%だった。

年齢別の支持率でも、頼が全ての年齢グループで1位となった。
柯は20~29歳、30~39歳、40~49歳で、
侯は50~59歳、60~69歳、70歳以上で、それぞれ2位だった。

8月末に無所属での出馬を発表したEMS(電子機器の受託製造サービス)世界最大手、鴻海精密工業創業者の郭台銘(Terry Gou/Gou Taiming/1950 - )を加えた4人が出馬すると仮定した場合の支持率は、頼が38.3%、侯が19.9%、柯が15.6%、郭が9.4%となった。

「投票しない/無効票を投じる」は4.6%、「まだ明確な回答はない」は12.2%。

郭は、署名活動を実施し、総統選の出馬資格を得る方針。
総統副総統選挙罷免法によると、総統選の候補者となるには、政党の推薦または中央選挙委員会が公告した翌日から45日以内に前回総統選の有権者数の1.5%以上の署名を得る必要がある。

中央選挙委員会によると、来年の総統選は2023年09月13日から17日まで署名実施の申請を受け付け、18日に署名実施者を公告。署名は11月2日まで受理し、11月14日までに結果を発表するという。

郭台銘は前回途中で離脱している。副総統候補に女優の頼佩霞を指名しているが、前回のような勢いもない。今回も途中で離脱するかもしれない。

また、朝日新聞は2023年09月15日に、2位の最大野党、国民党所属で新北市長の侯友宜は2023年09月14日に、米国に向けて出発した。

しかし、あまり期待できないと言う意見を台湾の友人から聞いた。

特に米国と蔡英文の関係に食い込めないだろうと言う。

野党団結が、最後の手かもしれない。

https://www.nna.jp/news/2565257
https://www.asahi.com/articles/ASR9G6GJHR98UHBI02C.html

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