マレーシアの合板業界、日本からの受注停止!

画像1

アジア経済ニュースNNA ASIAは2021年07月13日に、木材の在庫と労働力が不足しているためで、マレーシアの複数の合板メーカーが日本からの新規受注を停止していることが分かったと報告した。

画像6

日本国内の供給への影響が懸念されるが、材木で家を作る時代は、自然破壊などで、かなり前から疑問視されてきている。

画像2

横浜市のITTO(International Tropical Timber Organization/国際熱帯木材機関)の「熱帯木材市場リポート(Tropical Timber Market Report)」が日刊木材新聞(Nikkan Timber News/英語版)を引用して伝えたところによると、サバ州最大の合板メーカーは2021年05月から新規受注をストップした。

https://time-az.com/main/detail/74797

マレーシアの「スター(The Star Online/電子版)」は2021年07月12日に、サラワク州最大手のシンヤン・グループも3月に日本からの新規受注を停止している。その他のメーカーも供給量を減らしており、出荷遅延が常態化している。マレーシア政府が新型コロナウイルス対策として6月からロックダウン(Lockdown/都市封鎖)を開始したことで、供給量はさらに細っているという。

画像3

マレーシアから日本への熱帯木材合板の供給量は今年1~4月に前年同期比2.8%増の28万5,700立方mとなり、インドネシアを抜いて国別で最大となった。

画像7

そのインドネシアも木材の供給不足に直面。北米市場の需要も旺盛なことから、日本への供給を増やすことは困難な状況だという。

画像4

昔から、パルプの問題はあったが、東京オリンピックとともに、建材も「FORESTS AND TIMBER」で、大きな壁にぶつかった。

確かに、マレーシアの自然破壊であった。

画像5

2018-10-17---名古屋市のダイナパック、マレーシアの段ボールメーカーを買収。
2018-06-26---双日、ベトナムの家庭紙最大手サイゴン・ペーパー買収。
2018-05-30---日本製紙傘下が、オーストラリアでごみを利用して発電!計画。
2018-05-25---インドで、日本紙パルプ商事、古紙再生合弁会社を設立。
2018-02-27---台湾でトイレットペーパー買い占め騒動。
2017-08-09---東京オリンピック会場建設で、マレーシア木材を使用へ!
2017-01-04---竹で新素材の開発。繊維の世界が未来に向けて激流化!
2016-02-05---専門家によると、3つの物がより強い関係をもたらすかもしれない。
2012-12-09---本物のオリーブオイル・バージンまでの一日。
2009-04-23---「屁(fart)」動力マシンは、ギャグではなくエネルギーの未来?
2007-10-12---オランダの新聞が、カナダの古代原生林を消滅させる!
2006-12-19---ボルネオ多雨林で新種の動物をどんどん発見!
1945-08-27---ソ連軍兵士が、日満パルプの女性社員を集団強姦。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?