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イギリス財務省、金融当局の権限拡大で暗号資産規制を強化。

ヨーロッパ経済ニュースEUROPE NNAは2022年11月09日に、イギリス政府は2022年11月07日に、最大£350億の歳出削減計画の一環として、イギリスのボリス・ジョンソン(Boris Johnson)元首相が打ち出した大型船建造計画を棚上げすると発表した。

大型船の建造には、総額£2億5,000万の費用がかかる見通しだった。

ボリス・ジョンソンがエリザベス女王のため、2021年05月にこの計画を公表していた。

しかし、女王も死去し、無意味になっていた。

1997年に退役したイギリス王室船ブリタニア号(British royal ship Britannia)に代わる大型船を新たに国内で建造し、世界各地を巡航させ、イギリスの貿易促進や投資誘致に向けた交渉や見本市の会場として利用するとしていた。

当初の予算は£1億5,000万だったが、政府は2021年、£2億~£2億5,000万が必要との見方を示していた。

ベン・ウォーレス(Ben Wallace)国防相

ベン・ウォーレス(Ben Wallace)国防相は2022年11月07日に、イギリスの重要インフラの防衛に向けた多目的巡視船2隻を購入する計画を優先するため、大型船建造計画の入札を中止すると明らかにした。

BBC電子版によると、リシ・スナク首相(Prime Minister Rishi Sunak)の報道官は「ロシアによる違法な戦争が続く中、防衛力を優先することは妥当」とコメントした。「支出を巡る困難な決断が必要な時には、優先順位をつけるべきと首相は考えている」と話した。

リシ・スナク首相(Prime Minister Rishi Sunak)

ジェレミー・ハント(Jeremy Hunt)財務相は2022年11月17日に発表する中期財政計画の中で、£600億規模の増税と歳出削減を打ち出す見通し。うち歳出削減は最大£350ポンド、増税は最大£250億になるとみられている。

ジェレミー・ハント(Jeremy Hunt)財務相

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