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2023年、中国観光は本当に回復するのか?

ドイツのインフォグラフィクスを紹介しているハンブルク(Stadt Hamburg)にあるStatista GmbHのデータ・ジャーナリスト(data Journalist)のカタリーナ・ブッフホルツ(Katharina Buchholz)の報告として、トーマス・ヒントン(Thomas Hinton)、フレックス・リヒター(Felix Richter)の報告と共に2023年01月02日に、COVID-19と観光---トピックス「COVID-19:世界の観光産業への影響」を公開した。

2023年01月08日から、中国人観光客は帰国時に検疫を受ける必要がなくなった。中国がゼロコビド戦略(zero Covid strategy )を放棄する一環であるこの政策変更は、依然として中国人観光客、さらに言えば彼らの休暇中の支出を惜しんでいる観光地にとって、大きな転機となることが期待される。

中国が、世界の経済復興を担うことにした。
UNWTO(UN World Tourism Organization/国連世界観光機関)のデータに見られるように、中国からのアウトバウンド旅行者の支出は、2022年6月の時点でも2019年から平均で58%減少している。この最新の2022年の数字は、パンデミック前に比べて観光客がそれぞれ49%、61%低迷した過去2回のパンデミック年からほとんど改善されていない。

国際観光の支出額第2位の米国はすでに観光回復の道を歩んでおり、ヨーロッパの支出額トップ5のドイツとフランスはほぼ2019年の支出水準に戻った。

2022年のイギリスのデータはまだ入手できなかった。
中国の国際旅行者は、パンデミックによって国際観光市場が崩壊する以前は、しばらく世界最大の観光消費者であった。

彼らの国際旅行における相対的な不在は、国際観光収入に大きな穴を開け、それは同国の地域的な近隣諸国が最も痛感するところである。

中国人の旅行先として最も多いのは、タイをはじめ、日本、インドネシア、ベトナムなど、すべてアジア地域である。

中国の国際観光支出は半分以上になったにもかかわらず、米国の支出に匹敵し、現在2019年のピークから21%減少しています。

Chinadailyの「Top 10 destinations for Chinese tourists」によると、中国人観光客が日本で楽しみにしているのは、もう浅草や京都ではなかったことが明らかになった。

これから、膨大な中国人観光客が来る。

古臭い観光より、アニメのキャラクターや侍になりたい。忍者や鼠小僧になりたい。

間に合うか〜浅草は、観光客に着物を着せたいようだが、中国人観光客は、さらにその先に行ってしまっている。

https://www.statista.com/chart/26141/top-5-biggest-outbound-tourism-spenders/
https://www.statista.com/chart/28337/covid-19-impact-on-tourism-revenue/
https://www.statista.com/chart/26281/global-export-revenues-from-international-tourism/
https://www.statista.com/chart/21608/travel-bubble-australia-new-zealand/
https://www.statista.com/chart/18816/most-visited-monuments-in-the-world/
https://www.statista.com/chart/18715/tourism-expenditure-growth-by-australian-state/
https://www.statista.com/chart/17771/sri-lanka-tourism-numbers/






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