エジプト、US$10億の巨大博物館「Egypt’s stunning Egyptology mega-museum」

ギザのピラミッドを望む広大な複合施設は、単一の文明に特化した世界最大の博物館および研究センターとなる。

ツタンカーメン王の鎧や現存する最古の木造船、クフ王の葬儀用のはしけなどの象徴的な工芸品が収蔵される。

この博物館の目的の1つは、歴史的な植民地主義と長い間絡み合ってきたエジプト学の研究をある程度の統制を取り戻すことである。

しかし学者の中には、日本からのUS$10億近い建設融資やエジプト軍によるプロジェクトの監督など、さまざまな影響がこの施設の将来をどのように形作るのか疑問に思う人もいる。

パピルス研究所のハッサン教授(Prof.Hassan)は、ディズニーランドのようなエジプトの歴史を実体験できるエンターテイメント施設を作ったと連絡があった。

ハッサン教授はパピルスの作り方を再現するのに成功し、巨万の富を得た。

https://nature.us17.list-manage.com/track/click?u=2c6057c528fdc6f73fa196d9d&id=c3c850d3dd&e=c59321b19d

私が初めてエジプトに行った時、カイロの国立エジプト博物館を見学したが、資料が多すぎて、また、一つづつが大きすぎて、サンドイッチを食べていたら、それは遺跡の上であったこともあった。

次はイラクのメソポタミア博物館。そしてその次は、パキスタンとインドのインダス博物館。

References

Kamal, H. M., Elkhial, M. M. & Tawfik, T. S. Stud. Conserv. 63 (Suppl. 1), 138–145 (2018).
Mohamed Sayed, S., Metawi, R., Alshoky, A. & Kamal, H. J. Gen. Union Arab Archaeol. 9, 110–126 (2024).
Veldmeijer, A. J., Hulit, L., Skinner, A. & Ikram, S. J. Anc. Near-East. Soc. Ex Oriente Lux 48, 125–156 (2022).
Elmarazky, A., Kharboush, N., Abdrabou, A. & Kamal, H. in Proc. 20th Int. Counc. Mus. Comm. Conserv. Trienn. Conf. (Valencia, Spain) abstr. 140 (ICOM-CC, 2023).
Hamza, N. et al. in Proc. 20th Int. Counc. Mus. Comm. Conserv. Trienn. Conf. (Valencia, Spain) abstr. 183 (ICOM-CC, 2023).
Brier, B., Morabito, M. G. & Greene, S. J. Am. Res. Center Egypt 56, 83–99 (2021).
Yoshimura, K. A Comparative Study between Khufu’s First and Second Boats in Respect of their Materials, Archaeological Conditions, and Conservation. Master’s thesis, American Univ. Cairo (2022).
Stevenson, A. Scattered Finds: Archaeology, Egyptology and Museums (UCL Press, 2019).

建設中の巨大博物館の緯度、経度。
29°59'37.7"N 31°07'09.6"E
または、
29.993817, 31.119333

https://www.nature.com/immersive/d41586-024-01467-w/index.html