トップ科学者、COVID研究室のリーク説は「実行可能」と主張!

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米国の新聞「ニューヨークポスト(New York Post)」は2021年05月14日に、「COVID-19が武漢の研究所から流出した可能性は極めて低い」とするWHO(World Health Organization/世界保健機関)の結論に対し、世界各国のトップ科学者のグループが、この説は「実行可能」であり、「適切な調査」に値すると主張したと報告した。

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ハーバード大学の疫学者(Harvard University epidemiologist)やスタンフォード大学の微生物学者(Stanford University microbiologist)を含む18人の著名な科学者が、金曜日の時点で世界で334万人以上の死者を出しているパンデミックの起源について、「透明性」と「データ重視」の調査を行うよう求めていると報告した。

つまり、中国は、洗いざらい公開する責任がある。

https://time-az.com/main/detail/74403

それを隠すこと自体が、すでに犯罪である。

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科学者たちは、2021年05月13日木曜日に発行された学術誌「Science」に掲載された書簡の中で、「実験室から偶然放出されたという説と、人獣共通感染症から流出したという説は、どちらも有効である。」と書いている。

Investigate the origins of COVID-19
Jesse D. Bloom1,2,
Yujia Alina Chan3,
Ralph S. Baric4,
Pamela J. Bjorkman5,
Sarah Cobey6,
Benjamin E. Deverman3,
David N. Fisman7,
Ravindra Gupta8,
Akiko Iwasaki9,2,
Marc Lipsitch10,
Ruslan Medzhitov9,2,
Richard A. Neher11,
Rasmus Nielsen12,
Nick Patterson13,
Tim Stearns14,
Erik van Nimwegen11,
Michael Worobey15,
David A. Relman16,17,*

「COVID-19がどのようにして発生したのかを知ることは、今後の流行のリスクを軽減するための世界的な戦略を知る上で非常に重要である。」と述べている。

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今回の書簡は、2021年03月にWHOと中国当局が行ったウイルスの起源に関する共同研究で、人間がコウモリからウイルスをもらった動物を介して感染した可能性が高く、一方で実験室での感染は、「極めて低い。」と結論づけられたことを受けてのものである。

しかし、2021年05月13日木曜の手紙を書いた科学者たちは、実験室での漏出の可能性は否定できないとしている。なぜなら、この理論は「バランスのとれた検討がなされていない」からであり、313ページの報告書のうちわずか4ページしか割かれていない。

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「特に、WHOのテドロス・ゲブレヨサス事務局長(WHO Director-General Tedros)は、実験室での事故を裏付ける証拠に関する報告書の検討が不十分であるとコメントし、追加のリソースを提供することを申し出た。」と手紙には書かれており、追加の調査によって「より明確な情報」が手に入ると付け加えられている。

「十分なデータが得られるまでは、自然界と実験室内の両方のスピルオーバーに関する仮説を真剣に受け止めなければなりません。」と続けている。

「適切な調査は、透明性が高く、客観的で、データに基づいて行われ、幅広い専門家が参加し、独立した監督機関のもとで行われ、利益相反の影響を最小限に抑えるために責任を持って管理されるべきである。」と述べている。

米国の感染症専門家のトップであるアンソニー・ファウチ博士(Dr. Anthony Fauci)は、今月初めに連邦議会で、ウイルスが武漢の研究室で発生した可能性を認め、その可能性をさらに調査すべきだと述べている。

NIAIDのアンソニー・ファウチ博士は2020年05月05日に、新型コロナの研究所発生説を否定していた。

しかし、中国の逃げ、弁解、こじつけは疑惑を拡大している。

中国にとって、中国共産党中央委員会総書記・中国国家主席・中央軍事委員会委員長である習近平(习近平/Xi Jinping)の弁解は、犯罪心理学の分析でも、追い詰められる可能性が拡大している。

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