中国が、月の低重力を模擬した人工月を建設。

香港の英字新聞「SCMP(South China Morning Post/サウス・チャイナ・モーニング・ポスト/南华早报/南華早報)」は2022年01月12日に、この種のものとしては初めてであり、将来の月探査において重要な役割を果たすと言われている。
中国は、月の低重力環境を模擬した研究施設を建設した。この施設は、磁石を使ってカエルを浮かせる実験からヒントを得たものだという。

このプロジェクトに携わった科学者によると、この施設は中国の月探査活動に貴重な研究を提供する可能性があるとのことである。

https://time-az.com/main/detail/76006

江蘇省東部の徐州市(the eastern city of Xuzhou, in Jiangsu province)にあるこのシミュレーターは、今後数ヶ月のうちに正式に稼働する予定である言う。
中国鉱業大学の主任科学者である李瑞林(Lead scientist Li Ruilin, from the China University of Mining and Technology/中国矿业大学的首席科学家李瑞林)は、「この種のものとしては世界初」であり、月のシミュレーションを全く新しいレベルに引き上げるものであると述べている。

早速、磁石を使ってカエルを浮かせる実験(用磁铁做实验，让青蛙浮起来)を探してみた。

すぐに見つかった。

これは、冗談ではない。

今回の実験には、国家予算が投入されている。