見出し画像

資産運用大手ヴァンエックは、Ethereumが2030年までにUS$2万2000と予測。

CoinDesk Japanは2024年06月09日に、CoinDeskは2024年06月05日に、「VanEck Sees Ether Hitting $22K by 2030」を翻訳したもので、この見解は、イーサリアムの破壊的な能力、ETFの進展、およびヴァンエックのオンチェーンデータの分析に基づいていると報告した。

資産運用大手ヴァンエック(VanEck)は、ETH(Ethereum/イーサリアム)の新しい価格目標を設定した。

2030年までにUS$2万2000(約340万円、US$1=155円換算)で、現在の約US$3850から大幅な上昇となる。

ETH現物ETF(上場投資信託)の上場申請を行っている同社は、このETFの規模はビットコインETFよりも大きくなる可能性があると予測している。同社は最新のレポートで、イーサリアムの破壊的なパワーとイーサリアムが生み出すキャッシュフローをその理由にあげた。

イーサリアムは金融、銀行、決済、マーケティング、広告、ソーシャル、ゲーム、インフラ、AI(人工知能)などのセクターをディスラプト(Disrupt/創造的破壊)していると同社はレポートに記した。予測は、ETH現物ETFが承認されるという予測と、同社のオンチェーンデータの分析にも基づいている。

「我々は、ETH現物現物ETFは、米国の証券取引所での取引に必要な承認に近づいていると予想している」とレポートは記した。

「この進展により、ファイナンシャルアドバイザーや機関投資家は、適格カストディアンの安全性のもとでこのユニークな暗号資産を保有し、ETFの特性がもたらす価格設定と流動性の利点を享受できる。」

ヴァンエックは、ETHをUS$2万2000に押し上げる破壊的なパワーは、ETHブロックチェーンをベースとしたテクノロジーが、より低いコスト、効率性の向上、大きな透明性を提供できることにあるとしている。

レポートによれば、この変化は、US$15兆の市場規模を持つ伝統的金融機関とテクノロジーを重視した機関投資家にとっては、大きな市場シェアがブロックチェーンベースのソリューションに移行するという脅威となり得るという。

ヴァンエックはまた、ETH保有がもたらす収益から得られるフリーキャッシュフローは2030年までにUS$660億ドルに達し、ETHの評価額を同社の価格目標に押し上げると指摘した。

イーサリアムは年初から63%以上上昇している。

https://www.coindeskjapan.com/235534/
|原文:VanEck Sees Ether Hitting $22K by 2030
https://www.coindesk.com/markets/2024/06/05/vaneck-sees-ether-hitting-22k-by-2030/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?