ウクライナ、EU加盟に向け質問書に回答。

ヨーロッパ経済ニュースEUROPE NNAは2022年04月20日に、ウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領(President Volodymyr Zelensky)は、EU(European Union/欧州連合)への加盟手続きの初期段階である質問書に回答し、EC(European Commission/欧州委員会)に提出したと報告した。

ゼレンスキー大統領は「数週間以内に加盟候補国として認定手続きが行われると強く信じている。」と期待感を示したと、ウクライナ大統領府が2022年04月18日発表した。

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ウクライナは2022年02月28日に、EU加盟を正式に申請した。
ウルスラ・フォン・デア・ライエン(Ursula von der Leyen)欧州委員長が2022年04月08日にウクライナの首都キーウ(キエフ)を訪問した際、この質問書をゼレンスキー大統領に手渡し、迅速に手続きを進めると約束していた。

ウクライナ大統領府は、ゼレンスキー大統領は2022年06月の欧州理事会でウクライナが加盟候補国として認められることを期待していると述べた。

ウクライナのEU加盟を巡っては、フォン・デア・ライエン欧州委員長がかねて、「ウクライナはわれわれの一員、EUに加わってほしい」と発言するなど、加盟に前向きな姿勢を見せている。ただ加盟国の間では、支持派と慎重派が混在している。

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