見出し画像

タイの宅配ケリー、スマートロッカー事業を開始。

アジア経済ニュースNNA ASIAは2023年01月09日に、香港物流大手のKLN(Kerry Logistics Network Limited/ケリー・ロジスティクス・ネットワーク/嘉里物流聯網)のタイ法人ケリー・エクスプレス/タイランド(Kerry Express Thailand)は2023年01月05日に、配送荷物を24時間いつでも受け取ることができる「スマート・ロッカー事業」を開始すると発表した。

実は、これは最初に、ドイツの郵政企業体ドイチェポスト(Deutsche Post)が2001年9月18日に、11月中旬からドルトムント(Dortmund)とマインツ(Mainz)で開始すると発表した、受取人が24時間小包を受け取ることができるように、公共的な駅やガソリンスタンドのARAL、大学などに専用の自動小包受け取り機を設置して、電子メールや携帯電話のSMSで受取人に連絡するシステム「Packstation(小包24時間受取システム)」として始まり、私がいたマインツの大学に設置されたと聞き、早速母校に在籍していた後輩に写真を送ってもらったことがあった。この計画は「Star」という俗称で呼ばれ、Deutsche Post AGでは約€14億の経費削減が実現できると予測されていた。

ドイツでは急速に発展したが、日本では、この記事を紹介したとき、クロネコヤマトや佐川急便から反応はあったが、あまり進まなかったが、最近笹塚の郵便局にロッカーが登場した。

今回のニュースで、「スマートロッカー(Smart Locker)」という名称で発展していることを知った。

中国の深圳市市豊巣網絡科技(Shenzhen Hive Box Technology Co., Ltd./ハイブボックス)との提携の下、同社の宅配荷物の預かりロッカー「豊巣(Hive Box/Hi Box)」をバンコク首都圏に設置すると報告した。

利用者は配送を希望するハイボックス(Hi Box)の場所や受取予定時間を指定することで、24時間いつでも荷物を受け取ることができる。

年内にバンコク首都圏の大規模なコンドミニアム(分譲住宅)やオフィスビル、高架鉄道(BTS)の主要駅など2,000カ所にハイボックスを設置する計画だという。QRコードを使った決済サービス「ケリー・ウォレット(Kerry Wallet)」などと組み合わせることで、キャッシュレスによる利便性強化も予定している。

最高経営責任者(CEO)アレックス・グ(Alex Ng)は、声明で「電子商取引(EC)の普及で、宅配需要は今後とも拡大が見込まれる。スマート・ロッカーによって、荷物の送り手と受け手の双方の利便性を向上させることができる」とコメントした。

2001年に始まったドイツの「Packstation(小包24時間受取システム)」が22年間でここまで発展した。

このシステムをドイツ以外で初めて紹介したのは、私です。

私が作ったマルチメディア・インターネット事典とタイムマシンには、こんなのが一杯ありますが、もうオンラインで紹介するのは、Googleの攻撃で中止にしました。

私のデスクトップ上で、私だけが画像付きで見ることができるだけです。

いつかドイツのMastodonで公開するかもしれません。

時間がかかる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?