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リステーキングのEther.Fiに、10日でUS$10億相当のイーサ流入。

CoinDesk JAPANは2024年05月26日に、プロトコルのネイティブトークンは過去1週間で41%上昇と報告した。

Ether.fiは、イーサ現物ETF(Exchange Traded Fund/上場投資信託)の承認はイーサリアムブロックチェーンとスマートコントラクトに対するストーリーを変えることになると述べた。

CoinDeskのオリバー・ナイト(Oliver Knight)は、リステーキングプロトコルのEther.fiは、投資家がアメリカでのイーサ現物ETFの承認を期待するなか、預け入れられた金額とTVL(預り金)が過去最高を記録した。

27万ETH(Ethereum/イーサリアム)、US$9億9500万(約1540億円、1ドル155円換算)相当が過去10日間でEther.fiに預け入れられた。こうした流入とETHサの最近の価格上昇によって、TVL(Total Value Locked/預かり資産)もUS$40億からUS$54億に増加し、DefiLlamaによると過去最高となっている。

リステーキングは、ETHブロックチェーン上で既にステーキングされたETHに対して、追加の利回りを得るための戦略で、現在、Ether.fiは年利3.48%を提供、サービスを活用することでさらなる利回りを得ることもできる。

リステーキング人気は、将来的にETFにステーキングが組み込まれるかどうかを予想しつつ、投資家がETHエコシステムへのエクスポージャーを求めていることを示している可能性がある。

Ether.fiのCEOマイク・シラガゼ(Mike Silagadze)は、ETH ETFがステーキングとリステーキングを実行し、保有者に利回りを提供することは「時間の問題」と述べた。

「ステーキング、特にリキッドステーキングがETH証券と分類することになるかどうかという疑問があるだろう」「ETH ETFは委託されたものか、独自のインフラを運営するものから始まると考えている。それらのノードは規制に準拠し、すべて検査されるだろうが、しっかりとした利回りが組み込まれるだろう。リステーキングははるかに複雑なので、時間がかかるだろうが、時間の問題だ」

CEOシラガゼは、SECの承認によって、多くの人がETHブロックチェーンとスマートコントラクトを知るようになり、ストーリーが変わるだろうと付け加えた。

Ether.fiのネイティブトークン「ETHFI」も先週、41%上昇し、5.2%上昇のCoinDesk 20 Index(CD20)を上回った。

今後、どう化けるのか?いろいろ噂は出ているが---

|翻訳:CoinDesk JAPAN編集部
|画像:Ether.fiのマイク・シラガゼCEO(CoinDesk、PhotoMoshで加工)
https://www.coindeskjapan.com/233792/
|原文:Ether ETF Listing Approval Sees Billions Poured Into Restaking Protocol Ether.Fi
https://www.coindesk.com/business/2024/05/24/ether-etf-listing-approval-sees-billions-poured-into-restaking-protocol-etherfi/
https://www.coindesk.com/markets/2024/05/24/bitcoin-ether-rally-cools-following-us-ether-etf-listing-approval/
https://defillama.com/protocol/ether.fi#information
https://www.coindesk.com/price/ether-fi/
https://www.coindesk.com/indices/cd20/
https://banklessjp.substack.com/p/etherfi

Oliver Knight
https://www.coindeskjapan.com/author/oliver-knight/

Oliver Knight joined CoinDesk as a news reporter in April 2022. Before joining CoinDesk, Knight was the Chief Reporter at Coin Rivet for three years.

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