ベトナムのレアアース採掘量、2022年は、前年比10倍。
アジア経済ニュースNNA ASIAは2023年05月09日に、ベトナムの新聞「VNエクスプレス(VnExpress/Vietnam Express)」は2023年05月06日に、USGS(United States Geological Survey/米国地質調査所)によると、ベトナムのレアアース採掘量は2021年の400トンから、2022年は4,300トンと、前年比10倍以上になり、国別の順位は10位から6位に上昇したと伝えたと報告した。
USGSによると、ベトナムのライチャウ(Lai Chau, Vietnam)州では、
fluorite(蛍石)
barite(バライト)
strontium(ストロンチウム)
niobium(ニオブ)
tantalum(タンタル)
uranium(ウラン)
thorium(トリウム)が採掘されていると報告している。
採掘量では中国(21万トン)、米国(4万3,000トン)、オーストラリア(1万8,000トン)といった上位勢を下回るが、ベトナムの推定埋蔵量は中国の半分に相当する2,200万トンと、世界2位につけている。
東南アジアを見ると、2022年は上位のミャンマー、タイで採掘量が減少し、主要生産国ではベトナムだけが伸びを記録した。
主な輸出先である中国では、レアアースなど戦略的金属を含む鉱物のベトナムからの輸入量が前年比2倍の約1万2,000トンとなった。
ベトナムでは過去、レアアース産業を確立する試みが価格の低迷や規制によって頓挫してきた。しかし、EV(Electric Vehicle/電気自動車)の販売が増加し、各国企業が調達先の多様化を進めるなか、再び関心が集まっている。
オーストラリアの採掘会社ASM(Australian Strategic Materials/オーストラリアン・ストラテジック・マテリアルズ)は2023年05月01日に、ベトナム・レアアース(Vietnam Rare Earths)社から2023年に100トンのレアアース鉱石を輸入すると明らかにした。より長期の供給契約も目指しているという。
しかし、あんな小さな国で、大量に採掘すると、国土が小さくなるのではないかと心配になる。
ただし、この山岳地域は、ベトナム戦争で米軍側についたので、
戦後強いられていた。
ここに来て、米国のUSGSが宝の山を発見した。
ベトナムのライチャウ(Lai Chau, Vietnam/莱州)の緯度、経度。
22°23'10.4"N 103°28'13.0"E
または、
22.386222, 103.470264
https://www.nna.jp/news/2515978
https://www.reuters.com/business/sustainable-business/vietnam-boosts-rare-earths-output-by-tenfold-data-2023-05-05/
https://www.vietnam-briefing.com/news/rare-earth-mining-vietnam.html/
https://danviet.vn/viet-nam-dung-thu-may-the-gioi-ve-tru-luong-dat-hiem-vung-dat-nao-cua-nuoc-ta-nhieu-dat-hiem-nhat-20230307093011157.htm
https://www.politico.com/news/magazine/2022/12/14/rare-earth-mines-00071102
https://mrdata.usgs.gov/ree/show-ree.php?rec_id=174
http://vtre.vn