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岐阜市の企業がカンボジアで、ホテイアオイを原料にバイオエタノール生産開始。

アジア経済ニュースNNA ASIAは2022年08月25日に、岐阜市で古紙回収事業などを展開するサンウエスパ(SUNWASPA)は、カンボジアでは2022年05月に、燃料などに使用されるバイオエタノールの生産を開始したと発表したと報告した。

https://time-az.com/main/detail/77610

カンボジア中部コンポンチュナン州(Kompong Tunan Province, Cambodia)に製造工場を設置し、生産能力は日量55リットルとなっている。
東南アジア最大の湖であるトンレサップ湖(Tonle Sap Lake)に繁殖する害草のホテイアオイ(Eichhornia crassipe)を原料にバイオエタノールを製造し、水上生活者の必需品である発電機の燃料や、消毒液向けに供給する。

1969年に創業したサンウエスパは、シュレッダーダスト(紙くず)を原料にエタノールを製造する技術を持つ。今回のプロジェクトでも、この技術を応用した。

サンウエスパのCでのバイオエタノール製造事業は2017年に、JICA(国際協力機構)の中小企業海外展開支援事業に採択され、2017年06月から1年間にわたり、実地調査を実施した。
2020年度にODA(政府開発援助)事業に選ばれたことから、コンポンチュナン州と連携して工場建設を開始。
2022年04月に施工が完了していた。

トンレサップ湖には、メコン川で絶滅したと言われていた世界最大の淡水魚もまだ一杯いるという。

ここには淡水イルカも生息しているかもしれない。

トンレサップ湖(Tonle Sap Lake, Kompong Tunan Province, Cambodia)の緯度、経度。
12°45'19.5"N 104°10'24.4"E
または、
12.755428, 104.173439


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