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コロナでも好景気を報告していたベトナムでも大量解雇。

アジア経済ニュースNNA ASIAは2022年11月07日に、これまで順調であったベトナムにも大量解雇の波がやってきた。ベトナム南部ホーチミン市クチ郡チュンアン村チュンアン村(Trung Anh Village, Cu Chi District, Ho Chi Minh City)で革靴などを製造する地場企業ベトナム・サムホーが、全従業員の約16%にあたる1,400人以上を12月以降に解雇すると同社の労働組合や市人民委員会に報告した。受注の減少で生産継続が困難になったのが理由という。2022年11月05日付タインニエン(Thanhnien Media/Thanh Niên/報青年)が伝えたと報告した。

ホーチミン市労働・傷病軍人・社会事業局は2022年11月04日付で同社に書簡を送り、従業員の解雇には労働組合や市人民委員会に30日前までに通知することが必要なことや、12カ月以上働いた従業員には解雇手当を支払うことが必要と通知した。

生産再開時には解雇した従業員を優先的に復帰させる再雇用計画の提出も求めた。

ベトナム・サムホーは、主に革靴の製造を受託している。
総従業員数は約8,700人。
ホーチミン市労働組合連盟は一連の解雇手続きに不適正な点がなかったかなどを検証し、同社従業員の権利保護に取り組む方針を示している。

このような夜逃げのような企業も多いと聞いている。

何しろ、裏を取ろうとしても、情報が断ち消え、何も分からなくなっている。

市労働・傷病軍人・社会事業局(Department of Labour, Wounded and Sick and Social Work, Ho Chi Minh City, South Vietnam)のグエン・バン・ラム次長によると、2022年01月以降で人員削減計画を提出した市内の企業は22社に上り、計1,600人以上が解雇や退職を余儀なくされた。22社の多くが外資で、主に縫製加工、IT、保険事業に関わる企業だという。

https://www.nna.jp/news/2431169

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