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ボリス・ジョンソン、パーティゲート事件で議会を故意に欺いたと国会議員が指摘

BBC Newsは2023年06月15日に、ジョフア・ネヴェット(Joshua Nevett)は、特権委員会(privileges committee)は、ボリス・ジョンソン(Boris Johnson)が議会に対する侮辱を繰り返したことを認めたと報告した。

ボリス・ジョンソンは、監禁パーティーの件で意図的に議会を欺いたことが調査により判明し、彼がまだ議員であったなら、90日間の停職処分を受けるところだった。

特権委員会は、厳しい報告書の中で、前首相がパーティーゲートを否定することで繰り返し犯罪を犯したと述べた。


ジョンソンが先週、調査結果を見て辞任していなければ、この停職処分は、ジョンソンの後任を決める予備選挙を引き起こす可能性があった。


ジョンソンは、その結論を「狂気(deranged)」と呼んだ。


しかし。これまでの行為から、ジョンソンより、特権委員会の結論を信じる人が圧倒的に多いことだろう。

ジョンソンは、厳しい声明の中で、委員会を「カンガルー法廷(kangaroo court)」と呼び、1年にわたる調査によって、「長引く政治的暗殺の最後にナイフを突き立てることを意図したものだ(what is intended to be the final knife-thrust in a protracted political assassination)」と主張した。

ジョンソンは、わずか3年前の選挙で保守党を地滑り的に勝利させた人物だが、議会を故意に欺いたと認定された元首相は初めてである。

ヨーロッパ経済ニュースEUROPE NNAは2023年06月16日に、特権委員会は、本来なら90日間の議員停職処分が妥当とした上で、ジョンソンがすでに報告書の草案に抗議して議員を辞職していることを踏まえ、通常なら元議員に与えられる国会議事堂への立ち入り許可証を同氏に交付しないよう提言したと報告している。

ジョンソンの後任として、同氏の選挙区であるUxbridge and South Ruislipの補欠選挙が2023年07月20日に実施されることが決定した。

また同日、ジョンソンの盟友であるナイジェル・アダムス(Nigel Adams)も、元首相の辞任に伴いセルビー&アインスティ議員(MP for Selby and Ainsty)を辞職したため、有権者はその後任も選ぶことになる。

クリス・メイソン(Chris Mason):残酷な報告書はボリス・ジョンソンにとって壊滅的なものです(Brutal report is devastating for Boris Johnson)。
ジョンソン氏、パーティゲート事件の弁護士費用£24万5000を支払うよう求める声に直面した。

パーティゲート事件でボリス・ジョンソンを裁く国会議員は誰なのか?
労働党のハリエット・ハーマン(Labour's Harriet Harman)が委員長を務める7人の委員会は、トーリーが過半数を占めており、ジョンソンがパンデミックの際にダウニング街でのコビド違反(Covid breaches in Downing Street)について国会議員に誤解を与えたかどうかを検討しています。

ジョンソンは2023年03月の委員会で証拠を提出した際、嵐のようなセッションの中で、意図的に議会を欺いたことをかたくなに否定した。

しかし、106ページに及ぶ長大な報告書の中で、委員会は、ジョンソンが違反行為を「個人的に知っていた」ことと、「積極的に調査することを繰り返し怠った」ことを合わせて、事実に対して「意図的に心を閉ざした。」ことに相当すると結論付けた。
委員会は、2020年05月から2021年01月にかけて行われた6つの集会と、それについてジョンソン氏が議会で行った発言に焦点を当てたと伝えている。

ボリス・ジョンソンは、滅多刺し。

https://www.bbc.com/news/uk-politics-65913692
https://committees.parliament.uk/publications/40412/documents/197199/default/
https://europe.nna.jp/news/show/2531563
https://www.economist.com/britain/2023/06/15/reading-the-death-certificate-on-boris-johnsons-political-career


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