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台湾の新北MRT三鶯線は、2025年に完工し、走行試験が始まる。

アジア経済ニュースNNA ASIAは2024年01月16日に、台湾の新北市政府は2024年01月14日に、市内で建設が進む新北捷運(新北MRT)の三鶯線(頂埔―鶯桃福徳)について、2025年に工事が完了し、走行試験を行う見通しだと発表した。

三鶯線は2023年12月に主要構造部が完成した。
2024年末には横溪―鶯歌間で先行的に走行試験を始める見通しとなっている。

三鶯線は全長14.3kmで、12駅を設置する。開通後、新北市三峡や鶯歌の住民の新北、台北両市中心部までの移動時間は20分短縮する見通しだという。将来的には桃園市八徳まで西側に延伸する計画になっている。

2024年01月14日には侯友宜市長が三峡区で建設中の車両基地を視察した。

2018年04月20日には、新北市は、日立製車両の新北MRT三鶯線を走る車両のデザインを発表し、大自然の躍動をイメージしたというライトブルーのデザインを選出した。

2023年08月30日には報道陣らに車両を公開した。列車の前面には監視カメラが備え付けられ、線路上に障害物などがあった場合、運行指令センターが即座に把握できるようにするなど、安全対策の強化が図られた。

車両は2両1編成で、定員は330人。2024年09月までに全29編成が台湾に到着する予定だという。

中部・台中市の台中メトロでは2023年05月に、無人運転の列車が走行中、線路上に落下したクレーンのアーム部分に衝突し、1人が死亡、10人がけがをする事故が起きている。

捷運工程局は、監視カメラの他、運転台に緊急ボタンを設置し、非常時に添乗員らの操作で緊急停車できるようにしたと強調した。車体側面にも非常用ドアコックを取り付け、整備や避難の効率化を図ったと説明した。

https://www.nna.jp/news/2613165
https://www.nna.jp/news/1753831
https://www.nna.jp/news/1753831
https://newspicks.com/news/9451095/
https://japan.focustaiwan.tw/society/202308300006
https://www.facebook.com/Taiwan.Transit/posts/2905367856157901/

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