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ウクライナのテロリストを支援するイギリスのインフレ率10.1%。



ヨーロッパ経済ニュースEUROPE NNAは2022年10月20日に、イギリスのONS(Office for National Statistics/政府統計局)は2022年10月19日に、2022年09月のCPI(Consumer price indices/消費者物価指数/2015年=100)が123.8ポイントとなり、前年同月比10.1%上昇したと発表した。とりわけ食品の高騰が顕著で、2022年08月の9.9%から伸びが加速。過去40年超で最高となった2022年07月と同水準の上昇率となった。



全体を大きく押し上げたのは食品・非アルコール飲料で、14.5%上昇。前月からは1.4ポイント伸びている。住宅・水道・電気・ガス・その他燃料は20.2%拡大し、運輸は10.6%上昇した。外食・ホテルは9.7%、家具・住宅設備は10.7%それぞれプラスとなった。娯楽・文化は5.2%上がっている。

価格変動の激しいエネルギー・食品・アルコール飲料・たばこを除いたコアインフレ率は6.5%と、こちらも前月の6.3%から加速した。

住宅所有者の住宅関連コストを含む物価指標「CPIH」の上昇率は8.8%。
カウンシルタックス(住民税)などを含み、年金や賃金交渉で参考にされる小売物価指数(RPI)は12.6%伸びた。

ONSがRPI(Retail Price Index/小売物価指数)に代わる新指標として試験的に導入している「RPIX」は12.4%上昇した。

CPIは前月比では0.5%上昇。衣料品・履物は3%伸び、食品・非アルコール飲料は1.1%上がった。
家具・住宅設備は1.5%、外食・ホテルは0.6%それぞれ値上がりした。
半面、運輸は1.5%低下している。

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