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イギリスの航空大手BA、冬季に1万便削減。

ヨーロッパ経済ニュースEUROPE NNAは2022年08月24日に、BBC電子版などがイギリスの航空大手BA(British Airways/ブリティッシュ・エアウェイズ)は2022年08月22日に、2022年10月後半~2023年03月にロンドン・ヒースロー空港(London Heathrow Airport)の短距離便を約1万便減らすと発表した伝えたと報告した。

混乱を最小限に抑えるためで、ダイヤを8%削減する。
併せて、同空港が人手不足を受けた利用者数の制限措置を延長したことを背景に、向こう2カ月で往復629便を減便することも明らかにした。

https://time-az.com/main/detail/77560

冬季ダイヤの減便で、BAが運航するヒースロー空港発着便は、1日当たり往復290便程度に削減される。
減便は短距離便が中心だが、一部の長距離便にも影響が及ぶとしている。

一方、今年10月末までの減便については、大半の予約客は予定通り旅行でき、学校のハーフターム(学期半ばの休暇)時期の主要路線は守られていると説明。欠航便の多くは同じ行き先の別の便が毎日就航されている路線だという。

BAは人員不足などを受け、夏季に既に3万便以上を減便していた。

ヒースロー空港を運営するヒースロー・エアポート(Heathrow Airport)は先に、航空需要の回復に人員確保が追い付いていないため導入している利用者の制限措置を、2022年10月29日まで延長すると発表。当初は2022年09月11日までの予定だった。

これにより、同空港を出発する旅客数は1日10万人に制限されたままで、団体客の大量輸送は当分無理で、旅行代理店の苦悩は終わりが見えない。

これは世代交代であり、大手ほど苦しい。

また、世界中でパイロットの仕事が減っている。
さらに次世代のeVTOL(electric Vertical TakeOff and Landing/電動垂直離着陸機)やUAM(Urban Air Mobility/アーバン・エア・モビリティ)などには、ガソリンエンジンの航空パイロットは対応できない。

全員、失業する。

ロンドンのヒースロー空港(Heathrow Airport)の緯度、経度
51°28'12.1"N 0°27'15.5"W
または、
51.470022, -0.454294

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