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イギリスのGDP、第3四半期速報値は0.2%減。


ヨーロッパ経済ニュースEUROPE NNAは2022年11月14日に、イギリスのONS(Office for National Statistics/政府統計局)は2022年11月11日に、第3四半期(7~9月)の国内総生産(GDP、速報値)が前期比0.2%縮小したと発表した。


物価高騰が企業と家計に打撃を与え、2021年第1四半期以降で初めてのマイナスに転落した。


産業別に見ると、イギリス経済の原動力であるサービス業は前期から横ばい。
第2四半期の0.2%増から減速した。
うち自動車販売を含む運輸・倉庫・通信と、ビジネスサービス・金融は共に0.2%拡大。
半面、流通・ホテル・レストランは0.7%落ち込んだ。


鉱工業は1.5%減り、前期の0.2%減から落ち込みが加速。
うち製造業は2.3%減り、水道・下水・廃棄物処理は1.4%縮小。採鉱・採石は1%下向いた。一方、電気・ガス・蒸気・空調供給は2.6%拡大している。

建設業は0.6%増加。農林水産業は第2四半期から変化がなかった。

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