![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/145451462/rectangle_large_type_2_6b8844e2a924d19a0341c92a40034f72.jpeg?width=1200)
イギリスのヘイリオン、インドの会社に禁煙事業売却。
ヨーロッパ経済ニュースEUROPE NNAは2024年06月26日に、イギリスのコンシューマー・ヘルスケア企業ヘイリオン(British consumer healthcare company Healion)は2024年06月26日に、米国を除く世界のNRT(Nicotine Replacement Therapy/ニコチン代替療法)事業をインドのジェネリック薬(Generic drugs/後発医薬品)大手ドクター・レディーズ・ラボラトリーズ(Dr. Reddy's Laboratories)に売却することで合意したと発表した。取引額は最大£5億。当局の承認を経て、第4四半期(10~12月)の取引完了を見込んでいる。
![](https://assets.st-note.com/img/1719541745767-vg9RQv8cyR.jpg)
ドクター・レディーズはまず£4億5,800万を現金で払い、2025年と26年上半期に業績に応じて最大£4,200追加で支払う。
![](https://assets.st-note.com/img/1719541783107-KWGzNSIZKi.png?width=1200)
ヘイリオンは今回の売却により、米国以外の市場ではNRT事業から撤退し、戦略的な事業に集中する方針だと言う。
ヘイリオンのNRT事業は、「ニコチネル(Nicotinell)」ブランドのニコチンガムやニコチンパッチを含む禁煙補助剤を30カ国以上で展開。23年通期の売上高は2億1,700万ポンドだった。また、今回の取引により、グループの今年通期の売上高は0.5%、営業利益は1%程度それぞれ縮小するとの見通しを示している。
ヘイリオンは2019年、イギリスの製薬大手GSK(GlaxoSmithKline/グラクソ・スミスクライン)と米国の製薬大手ファイザー(Pfizer)のコンシューマー・ヘルスケア事業の統合により誕生。2022年7月にロンドン証券取引所(LSE)に上場した。
https://europe.nna.jp/news/show/2675255
https://www.haleon.com
https://www.drreddys.com
https://www.drreddys.com/cms/cms/sites/default/files/2024-06/Press release - Dr. Reddy's to acquire Nicotinell consumer healthcare.pdf
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?