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量子エラー訂正はスタートアップが開発主導。

日経クロステックの佐藤雅哉記者は2024年06月19日に、量子コンピューターの誤り(エラー)訂正技術の開発では、大学や研究機関の有望な技術をスタートアップがいち早く実用化することで、量子コンピューターの進化を加速させていると報告した。

スタートアップの中には、誤り耐性のある汎用型量子コンピューター(FTQC)実現に向けた独自のロードマップを打ち出し、大手をしのぐ存在感を発揮する企業も出てきた。

多くの量子スタートアップは、研究段階にある新方式の量子コンピューターや新技術を積極的に採用し、早期の実用化を狙う。量子コンピューターでは、どの方式が勝ち筋かはまだ決まっておらず、開発競争は激しさを増している。

成果も着実に得られている。

様々な方式のハードウエア上でエラー訂正に向けた論理ゲートを成功させた事例では、エラー率低減やコヒーレンス時間(量子性を保つ時間)延長といった成果が出ている。

私はアップルに、混乱のAIではなく、独自の量子用MacOSを開発しろと、怒鳴ったことがある。
スティーブ・ジョブス(Steve Jobs)なら、理解してくれるが、ティム・クック(Tim Cook)では無理かもしれない。

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