コロナウイルスのホテル・レストラン業界への影響。

ドイツのインフォグラフィクスを紹介しているハンブルク(Stadt Hamburg)にあるStatista GmbHのデータ・ジャーナリスト(data Journalist)のフローリアン・ツァント(Florian Zandt)の報告として、マティアス・ヤンソン(Matthias Janson)、マティアス・ブラント(Mathias Brandt)、フラウケ・スール(Frauke Suhr)の報告と共に2022年09月20日に、2022年06月の接客業の売上高は2020年2月の値をまだ10％ほど下回っていたが、翌月には再び11％近い差がついている。連邦統計局のデータによると、2022年07月の離職率は前年同月比で約10％増加した。

https://time-az.com/main/detail/77755

図に示すように、ホテルやレストランの収益は、パンデミック前の水準に達する直前にインフレやエネルギー危機の影響を受け、予想を下回る結果となった。
例えば、2022年06月と比較すると、売上高は価格調整後で1.5％減少している。これに対し、2021年06月から2021年07月にかけては、約16％の増収となっており、これは、暖かい季節や夏休みシーズンの始まりに屋外での食事の重要性が増すためと考えられる。

ホスピタリティ業界の2つのサブセクターに注目すると、前年同月と比較して大きな違いが見られる。例えば、ホテル・宿泊部門の売上は、2021年06月と比較して14％増加した。ガストロノミー事業では、前年同月比で8％増収となった。DEHOGAの評価によると、2021年には、ドイツのガストロノミー部門で約€370億、宿泊部門で€200億が回されている。全体として、ホスピタリティ産業の売上高は€643億となり、2020年と比較すると€4億の増加に相当する。

コロナだけであれば、経済は大きく回復したが、バイデンが仕掛けたロシアとウクライナの戦争と、その影響によるインフレは、経済を大きく後退してしまった。米国は巧みな情報捜査で、この責任をロシアの責任に転化している。

しかし、米国だけが儲かる作戦は、米国のインフレを拡大している。

FRBは、景気が落ち込んでもインフレを縮小させる作戦に出始めている。

つまり、バイデンが仕掛けた米国だけが儲かる作戦は、経済的に無理があった。

2022-07-21---コロナウイルスのホテル・レストラン業界への影響。業種が増えた！