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ドイツ人の3人に一人が、経済的な将来について心配。


ドイツのインフォグラフィクスを紹介しているハンブルク(Stadt Hamburg)にあるStatista GmbHのデータ・ジャーナリスト(data Journalist)のレネ・ボックシュ(René Bocksch)の報告として2022年05月11日に、インフレは日常消費財の価格を押し上げ、世界的に生活コストが上昇している。家計の負担が顕著に大きくなってきている。

すでにパンデミックに見舞われた人の中には、将来に不安を感じている人も少なくない。
Statista Global Consumer Surveyのデータによると、ドイツで調査した人の約3分の1が「経済的な将来に不安を感じているか」という質問に対して肯定的な回答をしている。

https://time-az.com/main/detail/76844

ただし、ドイツ連邦統計庁Statistisches Bundesamt)は2022年05月11日に、公開した「2022年04月のCPI(Consumer price indices/消費者物価指数、改定値)」では、そろそろ上昇も頂点に達しそうである。

例えば、ロシアではその割合がさらに高く、半数以上の人が「もうすぐお金が足りなくなる」と不安を感じている。

南アフリカとスペインでも、それぞれ46%と44%と平均を上回る数の人が不安を感じている。

中国都市部の回答者は、自分たちがより経済的に安定していると考えている。
また、「将来の経済状況に不安がある」と答えた人は、調査対象者の6分の1にすぎなかった。

Ipsosが2022年04月20日に公開した「Global consumer confidence takes a dip」では、中国のNational Indexスコアが高くなっている。さらにサウジアラビアのNational Indexスコア69.3で、中国の67.8をさらに上回っている。

その他で、National Indexスコアが50を超えているのは、
インド64.0
スウェーデン58.5
オーストラリア55.7
アメリカ53.6
ドイツ50.6
カナダ50.1の6カ国であった。
イギリスは、1年ぶりに50を超えていない。

トルコは28.5で、National Indexスコアが35を下回る唯一の国であることに変わりはない。

パンデミック前の2020年1月時点と比較して、依然として指数スコアが大幅に上昇しているのは、
サウジアラビアの+5.2
オーストラリアの+5.1
インドの+4.4
フランスの+2.6
スウェーデンの+2.6
韓国の+2.4
イタリアの+2.3
南アフリカの+1.8の8ヵ国である。
National Indexがパンデミック前に比べて著しく低下した国は、
アメリカの-9.0
ポーランドの-7.4
イスラエルの-5.7
トルコの-5.6
ブラジルの-3.8
ドイツの-3.0
ベルギーの-2.9
アルゼンチンの-2.5
カナダの-2.2
ハンガーリーの-2.0
中国の-1.8
メキシコの-1.5の12カ国であった。

2022-05-11---ドイツのインフレ率、2022年04月は7.4%に加速=改定値。
2022-04-28---ドイツのインフレ率、2022年04月は7.4%に加速=速報値。
2022-04-27---世界のインフレ率は、戦争、需要、雇用市場で長期的に上昇へ。
2022-01-06---ドイツのインフレ率、過去30年で最高!2021年12月は5.3%上昇。
2020-08-31---ドイツのインフレ率、2020年08月は0.0%。
2019-11-28---ドイツのインフレ率、2019年11月は1.1%で横ばい。

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