メルセデス・ベンツ、発火の危険がある25万台をリコール。
ヨーロッパ経済ニュースEUROPE NNAは2024年02月21日に、ドイツのKBA(Kraftfahrt-Bundesamt/ドイツ連邦陸運局)は2024年02月19日に、発火の危険があることから、ドイツの自動車大手メルセデス・ベンツ・グループ(Mercedes-Benz group/旧ダイムラー)は、世界で約25万台のリコール(無料の回収・修理)を迫られていると報告した。
リコール対象は高級車メルセデス・ベンツの「AMG・GT」のほか、「Cクラス」や「Sクラス」など計9車種で、いずれも2023年に製造された車両。
それ以前にも、2024年、2023年だけでも
2024年02月08日
Cクラス、
Sクラス、
SLクラス
事故自動緊急通報装置の車載通信モジュールに関する対策
GLE
リア信号検知制御モジュールコントロールユニットのソフトウエアに関する対策
Aクラス、
Bクラス、
CLA、
GLA、
GLB、
Eクラス、
Sクラス
エンジンコントロールユニットのソフトウエアに関する対策
Eクラス
エアコンコントロールユニットのソフトウエアに関する対策
2023年12月13日
SL
オルタネータとスタータの電気配線に関する対策
Aクラス、
Bクラス
ESPコントロールユニットのソフトウエアに関する対策
2023年11月15日
Aクラス、
Bクラス、
CLA
エンジンコントロールユニットのソフトウエアに関する対策
2023年11月1日
GLC
牽引用アイボルトの取り付け部位に関する対策
Sクラス、
メルセデス・マイバッハSクラス
トランクルーム内の電気配線に関する対策
2023年9月28日
Eクラス
エンジンのタイミングチェーンに関する対策
EQS
後席のシートベルトバックルに関する対策
Eクラス
パワーエレクトロニクスの配線に関する対策
CLS、
Eクラス、
メルセデスAMG GT 4ドアクーペ
左リアレーダーセンサーコントロールユニットのソフトウエアに関する対策
Sクラス、
メルセデス・マイバッハSクラス
プレフューズボックスの配線に関する対策
Cクラス
オートマチックトランスミッションの配線に関する対策
Cクラス
エンジンの電気配線に関する対策
Cクラス
エンジンの電気配線に関する対策
Cクラス、
Eクラス
エンジンコントロールユニットのソフトウエアに関する対策
Aクラス、
Bクラス、
CLA、
GLA、
GLB
エンジンのエアマスセンサに関する対策
2023年7月27日
Cクラス、
CLS、
Eクラス、
GLC、
GLE、
GLS、
GT、
Sクラス、
SL、G
クラス
燃料ポンプモジュールに関する対策
Aクラス
タイヤに関する対策
Sクラス
低圧燃料回路のホースに関する対策
Sクラス
ESPコントロールユニットのソフトウエアに関する対策
2023年7月4日
Cクラス、
Sクラス
運転支援システムのソフトウエアに関する対策
2023年6月22日
CLA
タイヤに関する対策
2023年6月22日
Sクラス
フロントウォールの防水シートに関する対策
GLE/GLS
リアサイドウインドウのトリムに関する対策
2023年6月22日
GLE/GLS
エアコンシステムのドレンホースに関する対策
Sクラス
セカンダリ電源システムのソフトウエアに関する対策
Cクラス
CLK
CLS
Eクラス
スライディングルーフのガラスパネルに関する対策
2023年5月11日
Eクラス
Gクラス
エンジンコントロールユニットのソフトウエアに関する対策
Gクラス
前輪用の電気配線に関する対策
2023年3月15日
Aクラス
Bクラス
GLA
エンジンのシリンダーヘッドボルトに関する対策
Cクラス
エンジンの電気配線に関する対策
Cクラス
Eクラス
エンジンコントロールユニットのソフトウエアに関する対策
2023年2月9日
GLE
ステアリングシャフトジョイントのボルトに関する対策
ML
GLE
リアフロアパネルの水抜きバルブに関する対策
の問題が2023年以降で報告されている。
対象車はヒューズが要件を満たしていない可能性があるという。接触が失われたり接触抵抗が増加すると、エンジン故障やメータークラスターなどの損傷につながり、火災を引き起こす恐れもある。
KBAはこれまでのところ、人的被害や物的損害の報告は受けていない。ドイツ国内のリコール対象台数は約3万7,000台と言う。つまり国内販売より、6倍以上が海外に輸出されている。
そういえば。ドイツ国内でタクシー以外でベンツをほとんど見ない。
https://europe.nna.jp/news/show/2627053
https://www.mercedes-benz.jp/myservice/recall/info/index.html