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台湾のOmicron感染、盲点を突かれた!

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アジア経済ニュースNNA ASIAは2022年01月07日に、台湾桃園国際空港でパイロットや客室乗務員、カウンター係ではなく、空港で働く清掃作業員らの間で新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生していると報告した。

2022年01月03日夜から05日夜にかけて防疫タクシーの運転手を含めて計8人の感染が発表された。コロナ対策を担う台湾衛生福利部(衛生省)中央流行疫情指揮中心は接触者を特定し、大規模な一斉検査を行うとともに同じ職場で働く清掃作業員を隔離するなどして感染拡大の抑え込みを図っている。

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常識として知られている話題の職場ではないことから、盲点を突かれた!

https://time-az.com/main/detail/75972

指揮中心は2022年01月03日夜、同空港の清掃作業員の40代女性の感染を発表した。続く2022年01月04日昼には女性の同僚である50代女性2人と、防疫タクシーの運転手を務める50代男性の感染を確認したと明らかにした。
2022年01月05日昼と夜にはいずれも清掃作業員の50代と60代の女性4人の感染を発表し、一連の感染者は8人となった。これまでの調査で複数の清掃作業員が通勤時に同じ車に乗っていたことが分かっている。

このうち清掃作業員の女性3人と防疫タクシー運転手の男性はいずれも南アフリカで発生した極めて感染力の強い新型コロナウイルスの変異株「オミクロン変異体(COVID-19のOmicron variant/B.1.1.529)」の感染が確認された。

台湾で、唯一の国営通信社である「中央通訊社(Central News Agency/中央通信社)」によると、指揮中心の陳時中指揮官は「世界的にオミクロン株の感染が広がっているが、全力で対応に当たる」と強調した。

感染が確認された清掃作業員の女性7人は同空港の清掃業務を請け負っている会社の従業員。全員が同空港のターミナルで夜間勤務に当たっていたことから、指揮中心は2022年01月05日夜までに、第1ターミナルと第2ターミナルの夜勤担当者93人全員を集中検疫所で隔離することを決めた。隔離対象外となった従業員768人については2022年01月06日と0日に抗原検査を自身で行い、衛生当局に報告するよう求めた。
2022年01月08日には全員にPCR検査を行うとしている。

また同空港の関係者には毎週金曜日に抗原検査、毎週火曜日にPCR検査を行うことを求める。

行政院(内閣)の蘇貞昌院長(首相)は、短期間で感染を抑え込みたい考えを示した上で、市民に対し、コロナ感染に警戒するよう求めた。

もしかすると、感染者が廃棄したゴミから感染した可能性があり、感染源は特定できないだろう。

また、感染者が市中にいる可能性が高い。

台湾桃園国際空港(Taiwan Taoyuan International Airport)の緯度、経度
25°04'46.8"N 121°14'03.2"E
または、
25.079653, 121.234217

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