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CDC、米国を含む3カ国で高度に変異した新型COVIDをただいま追跡中。

米国の噂のチャンネル新聞「ニューヨークポスト(New York Post)」は2023年08月18日に、ロイターからの情報として、CDC(US Centers for Disease Control and Prevention/米国疾病予防管理センター)は2023年08月17日木曜日に、COVID-19を引き起こすウイルスの高度に変異した新系統を追跡していると発表した。

この系統はBA.2.86と名付けられ、米国、デンマーク、イスラエルで検出されている、とCDCはメッセージング・プラットフォームX(以前はツイッターと呼ばれていた)への投稿で述べた。

「BA.2.86についてより多くのことがわかったが、COVID-19から身を守るためのCDCのアドバイスは変わらない。」とCDCは述べた。

WHO(World Health Organization世界保健機関)は2023年08月17日木曜日に、Xへの投稿の中で、BA.2.86は変異が多いため、"監視中の変異体 "に分類したと述べた。

WHOによれば、これまでのところ、この変異型の配列は数カ国から報告されているに過ぎないとのことである。

同氏によれば、BA.2.86が他のウイルス株に勝てるかどうか、あるいは先行感染やワクチン接種による免疫反応から逃れる上で有利かどうかは、まだわからないという。

フレッド・ハッチンソンがんセンターのウイルス学者であるジェシー・ブルーム(Jesse Bloom, a virologist at the Fred Hutchinson Cancer Center)は、2023年08月17日木曜日に発表されたスライドデッキの中で、この新しい亜種は「オミクロン以前の亜種や第一世代のオミクロン亜種によって惹起される抗体から、XBB.1.5と同等かそれ以上に逃れることができるだろう」と述べている。

オミクロン亜種XBB.1.5は、今後予定されているCOVIDブースター注射でワクチンが標的とする株である。

ブルームのスライドでは、BA.2.86は現在優勢な亜種よりも感染力が弱く、広範囲に広がることはないというのが最も可能性の高いシナリオであるが、より詳細なシークエンスデータが必要であるとしている。

「私が最も懸念しているのは、BA.2.86が最近の流行に見られるような、より大きな感染者の急増を引き起こす可能性があるということです」「ブースターがCOVIDを撃退するのに役立つことに変わりはない。」と話している。

つまり、米国、デンマーク、イスラエル意外で、さらにワクチンを受けていれば、問題はないということである。

https://nypost.com/2023/08/18/us-cdc-tracks-new-lineage-of-virus-that-causes-covid/
https://nypost.com/2023/08/14/new-covid-vaccines-are-on-the-way-as-eris-variant-rises/
https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/prevent-getting-sick/prevention.html
https://nypost.com/2023/08/08/covid-19-cases-jump-in-new-york-free-tests-are-hard-to-find/
https://slides.com/jbloom/new_2nd_gen_ba2_variant?ftag=YHF4eb9d17#/12

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