ドイツのビオンテック、ルワンダのワクチン工場拡張。

ヨーロッパ経済ニュースEUROPE NNAは2024年05月31日に、世界で最初にコロナ・ワクチンを開発したドイツのバイオ医薬品会社ビオンテック(BionTech)は2024年05月29日に、アフリカのルワンダの首都キガリ(Kigali, the capital of Rwanda)にあるワクチン生産施設「ビオンテナ(BioNTainer)」を拡張すると発表した。

これに向け、CEPI(Coalition for Epidemic Preparedness Innovations/感染症流行対策イノベーション連合)とパートナシップ提携を拡大することで合意した。CEPから最大US$1億4,500万の資金提供を確保している。

ビオンテナは2023年12月に完成したアフリカ初となるmRNA(メッセンジャーRNA/リボ核酸、)ワクチンの製造施設。新型コロナウイルスやマラリア、結核などのワクチンをアフリカで現地生産し、AU(African Union/アフリカ連合)加盟国への供給に向け、今年中に全ての関連設備を完成させ、2025年には試験生産を開始する予定である。

ビオンテックやAUなどは、2040年までに同施設でアフリカ全土のワクチン需要の6割を製造することを目標に掲げている。

今回の投資で研究開発R&D(Research & Development)や臨床、商業規模の拡大を図り、生産能力の増強を目指す。
地域での現地生産が、最も期待されている。

COVID-19では、それが最大の問題であった。

マインツ大学にいるときも、多くのアフリカから留学生や大臣が来ていたが、アフリカとドイツがあれほど近いとは知らず、ほとんど現地の服装で、全く異文化との初対面になり、何が起こったのか理解するのに時間を要した。

アフリカのルワンダの首都キガリ(Kigali, the capital of Rwanda)のワクチン生産施設「ビオンテナ(BioNTainer)」の緯度、経度。
1°56'47.4"S 30°09'01.0"E
または、
-1.946486, 30.150269

https://europe.nna.jp/news/show/2664494
https://www.pharmaceutical-technology.com/news/biontech-manufacturing-facility-rwanda/
https://www.pharmaceutical-technology.com/news/turn-bio-hanall-age-related-therapies/
https://english.news.cn/africa/20231219/f08aa8400af844af9593fb9d14b11103/c.html
https://www.deutschland.de/en/topic/knowledge/biontech-in-rwanda-i-vaccine-production
https://www.africanews.com/2023/03/14/biontech-mobile-mrna-vaccine-labs-reach-rwanda/
https://www.reuters.com/business/healthcare-pharmaceuticals/biontech-soon-start-mrna-vaccine-factory-construction-rwanda-2022-06-09/
https://www.fiercepharma.com/manufacturing/biontech-ships-first-biontainer-modular-facility-rwanda-site
https://www.dw.com/en/biontech-breaks-ground-on-first-mrna-vaccine-plant-in-africa/a-62237334