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エアアジア、旅客機にDPO(降下最適化装置)を取り付けると発表。

ネパール(Nepal)のカトマンドゥ空港(Kathmandu airport)

アジア経済ニュースNNA ASIAは2022年06月03日に、マレーシアのLCC(Low-cost carrier/格安航空会社)大手キャピタルA((Capital A)/旧エアアジア・グループ/AirAsia Group)の航空事業持ち株会社AAAGL(AirAsia Aviation Group/エアアジア・アビエーション・グループ)は2022年06月03日に、温室効果ガスの二酸化炭素(CO2)排出削減に向け、エアバスA320ceo旅客機に今月以降、DPO(Descent Profile Optimisation/降下飛行最適化装置)を取り付けると発表した。

エアバスは、世界で有数の着陸困難な飛行場として知られるネパール(Nepal)のカトマンドゥ空港(Kathmandu airport)での事例を紹介している。

https://time-az.com/main/detail/77013

私もインドからの飛行機でカトマンドゥ空港に着陸したことがあるが、飛行機は山の頂上にぶつかっていくようの飛行し、最後に少し上昇して上場を通過し、すぐに飛行場に向かって着陸態勢になって、向かいの山に向かい、飛行場を越えてターンし、降下して、何度か着陸を回避し、飛行場に降りた。

何しろ、カトマンドゥは盆地であり、周囲を山に囲まれているので、その真ん中にある飛行場の滑走路に降りるのは危険である。

日本に帰るときは山を陸路で降りて、インドの大きな空港経由で帰った。

DPOはFMS(Flight Management System/飛行管理システム)の動作データベースを強化することで、航空機降下時のプロセスを最適化し、所要時間を短縮できる。また、燃料効率も0.75%向上し、1便当たりのCO2排出量を101キログラム削減することにつながる。年間でCO2排出量を1機当たり221トン削減できる計算になる。

当面は17機にDPOを採用する予定で、年間でCO2排出量を3,764トン削減する。

2022-02-11---旧エアアジアの航空持株会社もAAALからAAAGLに改称。

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