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ドイツのシーメンス、第3四半期48%増益。産業向けソフト好調

ヨーロッパ経済ニュースEUROPE NNAは2024年08月09日に、ドイツの総合電機大手シーメンス(Siemens)は2024年08月08日、第3四半期(4~6月)の純利益が21億3,300万ユーロとなり、前年同期比48%増加したと発表した。マイクロチップ製造や製品設計用ソフトウエアが好調だったと報告した。

売上高は4%増の€189億。SI(Smart Infrastructure/スマート・インフラストラクチャー)部門は10%、医療機器子会社シーメンス・ヘルシニアーズ(Siemens Healthineers)は4%それぞれ伸びた。鉄道などを手がけるモビリティー部門は2%増えている。一方、DI(Digital Industries/デジタル・インダストリーズ)部門は2%の減収となった。

受注高は€197億8,200万と、16%縮小。モビリティー部門は大きく71%減った。半面、DI部門は19%、SI部門は12%それぞれ増えた。シーメンス・ヘルシニアーズも8%のプラスとなった。

産業向け事業の利益は11%増の€30億3,300万。同事業の利益率は16.5%と、1.1ポイント上がった。

シーメンスは通期について、為替差損と自社ポートフォリオの変化を考慮した上で、増収率は4~8%になるとの予想を維持した伝えている。

私はミュンヘンとザルツブルグの間にあるプリーン・アム・キムゼー(Prien am Chiemsee)にあったジーメンスの別邸に2ヶ月間住んでいた。その時に、日本の小松製作所に勤めていた人が出向でジーメンスに勤めるために、語学研修に来ていた。彼はマインツにも来てくれたが、その後行方が分からなくなり、日本に帰国後、小松製作所に問い合わせたが、いないと言われ、あっていない。優秀な科学者であったから、ジーメンスに入社したのかも知れない。

ドイツ中で、ウクライナとエネルギー問題で苦しんでいるが、シーメンスは元気である。

シーメンスは元気と聞くと、エネルギーを感じるし、私の友人を思い出す。

ドイツ中に、エネルギーを提供している。

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