ロンドン・ヒースロー空港、給油担当がストで、各航空会社に影響。

ヨーロッパ経済ニュースEUROPE NNAは2022年07月20日に、ロンドン・ヒースロー空港(Heathrow Airport)で2022年07月21～24日に、燃料補給担当者がストライキを実施する。小中学校が夏休みに入るタイミングだけに、多数の旅行客の足に影響が生じる見通し。最大労組ユナイト(Unite)が2022年07月19日に発表した。

ストを実施するのは、燃料補給サービス企業アビエーション・フューエル・サービシズ(AFS)の従業員。21日午前5時にストを開始し、24日午前4時59分に終了するとしている。

https://time-az.com/main/detail/77332

スカイニュースによると、AFSは、日本航空(JAL)や、ヴァージンアトランティック航空、エールフランスKLM、スカンジナビア航空(SAS)、ユナイテッド航空、デルタ航空、エミレーツ航空、シンガポール航空など、70社超に燃料補給サービスを提供している。

ユナイトによると、AFSは10%の賃上げを提案したが、従業員側がこれを拒否。同社では過去3年、賃金が据え置かれており、インフレを考慮すると実質15.5%の賃下げに相当するという。

ヒースロー空港は先に、航空需要の回復に人員確保が追い付かないことを理由に、同空港を出発する乗客数を1日10万人に制限する方針を示し、航空各社に夏季繁忙期の航空券の販売停止を要請していた。同空港では6月の利用者数が600万人近くに達し、わずか4カ月で過去40年分に匹敵する伸びを記録。7月11日には全約1,100便のうち61便がキャンセルになるなど、人手不足による混乱が続いている。

今年の夏に、イギリスの観光業界には、AfterCoronaはこない。

給油担当がストでは、飛べない・・

2022-07-12---ロンドン・ヒースロー空港、乗客数1日10万人に制限。
2022-06-21---イギリス鉄道、2022年06月21日から大規模スト。