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徒弟制度(Beliebte)の人気職業---過去(gestern)と現在(heute)。

ドイツのインフォグラフィクスを紹介しているハンブルク(Stadt Hamburg)にあるStatista GmbHのデータ・ジャーナリスト(data Journalist)でSenior Datenredakteur(シニアデータ編集者)のマティアス・ヤンソン(Matthias Janson)の報告として2022年07月05日に、ドイツでは、過去(gestern)も現在(heute)も変わらず、女性小売販売員(Kauffrau)/男性小売販売員(Kaufmann)はドイツで最も人気のある訓練用職業である。

https://time-az.com/main/detail/77249

これは、連邦統計局(Statistischen Bundesamtes)のデータを基にしたStatistaのグラフィックに示されている。


2位も同じですが、それ以下で順位に変化がある。
例えば、販売営業マン(Verkäufe)と販売営業ウーマン(Verkäufein)としてのトレーニングは現在3位(新規契約数21,279件)である。2003年には新規契約数約15,000件で7位までに入っていなかったが、現在は7位である。トップ8に新たに加わったのは、ITスペシャリスト男女(Fachinformatiker/in)とエレクトロニクス技術者男女(Elektroniker/in)の実習生である。
調理人男女(Koch/Köchin)の人気は落ち、チャートにも、人気研修番組のトップ20にも入らなくなった(2003年:5位)。美容師男女(Friseur/in)は17位に後退した(2003年:6位)。
現在、新規に締結された研修契約のトップ8には、新規研修生に占める女性の割合が一桁にとどまっている職種が3つ含まれている。


自動車メカトロニクス技術者(Kraftfahrzeugmechatroniker/in)、ITスペシャリスト(Fachinformatiker/in)、電子技術者(Elektroniker/in)。自動車メカトロニクス技術者(Kraftfahrzeugmechatroniker/innen)の女性比率は2.0から4.4へと微増にとどまり、その他の職業訓練生の女性比率もほぼ横ばいである。このStatistaのグラフが示すように、一般に、STEM(science, technology, engineering and mathematics/科学・技術・工学・数学)系の職種に応募する女性はまだ少ない。
トレーニング市場は、現在もパンデミック対策による制約の影響を強く受けている。2020/21年度のカウンセリングでは、登録研修所数、そして何より登録申込者数が再び前年同期比で大きく減少した。これは、BA(Bundesagentur für Arbeit/連邦雇用庁)のデータに基づくStatistaのグラフィックで示されている。

しかし、日本では、スルガ銀行問題やオンライン・ショップなどにより、口先での営業マンはヤクザというイメージが定着し、急減している。
いずれ、コーディネーターもこの部類で定着し、急減することだろう。

一部では、営業マンはヤクザというイメージから、コーディネーターに引っ越していた。

先日も、元銀行営業マンが、アップルのApplePay営業マンの仕事を求めたら;それはほとんどオンラインで行うと言われ、門前払いになったそうである。

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