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月探査の新時代を切り開くNASAの準備が整った。

BBC News電子版は2022年08月28日に、ケープカナベラル在住BBC科学特派員(BBC Science Correspondent, Cape Canaveral)ジョナサン・エイモス(Jonathan Amos) からの報告として、アメリカの宇宙機関NASAは、巨大な新型月ロケット「SLS(Space Launch System/スペース・ローンチ・システム)」の打ち上げをカウントダウンしていると報告している。

https://time-az.com/main/detail/77596

SLSはNASAが開発した最も強力なロケットで、50年ぶりに人類を月面に戻すことを目的としたArtemisプロジェクトの基盤となるものである。
月探査は、2040年代の火星への飛行のための基礎となる。
ロケットは、現地時間の2022年08月29日月曜日8時33分(12時33分GMT、13時33分BST)にケネディ宇宙センター(Kennedy Space Centre)から打ち上げられる予定である。
このロケットの役割は、オリオン(Orion)と呼ばれる試験用カプセルを地球から遠く離すことである。
この宇宙船は、月の周りを大きく弧を描いて回り、6週間後に太平洋に降下して帰還する。

オリオンは、今回のデモンストレーションでは乗組員なしだが、すべてのハードウェアが正常に動作すると仮定すると、2024年から始まるより、複雑な一連のミッションのために宇宙飛行士が乗り込む予定である。
「このArtemis Iの飛行で行っていることはすべて、Artemis IIの有人ミッションのリスクを減らすために、何を証明できるか、何を実証できるかというレンズを通して見ています。」とNASA
の宇宙飛行士ランディ・ブレスニック(Randy Bresnik)は説明する。

アメリカの宇宙機関には、来週にかけてSLS-Orionを飛ばす機会が何回かあるが、この時期のフロリダの天候は非常に不安定で、スペースポート上空を頻繁に電気嵐が通過する。
実際、パッドの避雷針はここ数日、雷が何度も直撃している。
早朝は最も穏やかな時間帯なので、月曜日はフライトに最適な日である。

気象学者のメロディ・ラヴィン(Melody Lovin)は、「基本的に、打ち上げの開始時刻、つまり朝の8時半過ぎには、80%の確率で好天に恵まれる。」と述べている。
しかし、技術的な問題で打ち上げが2時間後になった場合、にわか雨が降る可能性があるため、確率は60%に下がるという。雨天時のロケットの発射は禁止されている。

アルテミス(Artemis)は新時代のアポロなのか?

1969年、ニール・アームストロング(Neil Armstrong)とバズ・オルドリン(Neil Armstrong)が月面に降り立ったとき、彼らは宇宙開発の黄金時代の到来を告げた。アポロ計画(Apollo programme)は、私たちの地球と私たち自身に対する見方を一変させた。そして50年後の今、月は再び人類の目の前に姿を現した。そして、アポロ計画を目の当たりにすることができなかった人々のために、「アルテミス」が新しい世代を鼓舞してくれることを期待している。
新しいミッションは、これまでとは異なる。
NASAは、女性や有色人種を初めて月面に着陸させることを計画している。
そして、月面はその始まりに過ぎない。NASAの野望はさらに遠く、火星に照準を合わせている。そして、それは本当に大きな飛躍を経験することになる。

このニュースを最初に配信してきたのはCNNであったが、少しまとまりが悪く、写真も良くなかった。

このニュースをほとんど書き終え、修正しているときWSJ(Wall Street Journal/ウォールストリート・ジャーナル)(電子版)が配信してきた。

私は、ニール・アームストロングとバズ・オルドリンが月面に降り立ったとき、虎ノ門の食堂のテレビで見た。
数年後、アポロ計画のロケットを設計した元ナチスのV1ロケット開発者であったフォン・ブラウン(Von Braun)の記者会見に参加した。

2014-07-04---アメリカの次世代ロケット。
2014-03-25---アポロ計画で使用した唯一残存のカメラは、日本人が落札!
2013-07-24---オリオン宇宙船のパラシュートを使ったランディング・テスト。
2013-01-27---アポロ1号の火災で死亡した乗組員。
2013-01-16---リオン・サービスモジュールの概念図。
2012-12-07---アポロ17は発射。
2012-12-06---月までの旅行US$15億で販売?!
2012-09-12---フォン・ブラウン博士から、サターンV発射システムの説明を聞く、ケネディ。
2012-03-06---アポロ9号の司令船と月面着陸船のドッキング。
2012-02-29---オリオンの落下テスト。
2012-02-03---宇宙飛行士希望者応募数6,300人以上。
2011-12-30---歓迎されたアポロ8号の帰還。
2011-12-01---最後の月面着陸アポロ17帰還、アメリカ領サモア近海に着水。
2010-06-08---アポロ計画のケンタウロス・ロケット・エンジン実験風景写真を公開。
2009-08-14---1963年に提案された「月面着陸船モデル」
2009-05-17---6月に、アポロの写真集が発売される。
2009-05-06---NASA、次世代ロケットの原寸大モデルと設置!
2007-08-01---最新「アポロ計画写真アーカイブ・プロジェクト」
2005-05-03---ArbitronとNielsenの親会社VNUが「アポロ計画」のテスト開始。
1972-12-07---アポロ17は発射。
1972-12-07---最後のアポロ計画が始まった。
1971-07-26---アポロ15号が打ち上げられた。
1969-12-29---アポロ8号の帰還。
1969-11-19---ビーンは、月面を歩く!
1969-09-15---アポロ11号の「月の石」の分析結果を発表。
1969-03-06---アポロ9号の司令船と月面着陸船のドッキング。
1968-10-22---ポロ7が、初めて着陸に成功した。
1959-04-09---マーキュリー計画の宇宙飛行士達を発表した。

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