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コロナウイルスの経済への影響。

ドイツのインフォグラフィクスを紹介しているハンブルク(Stadt Hamburg)にあるStatista GmbHのデータ・ジャーナリスト(data Journalist)のフローリアン・ツァント(Florian Zandt)の報告として2022年04月13日に、デンマーク(Dänemark)は、経済的な観点から見ると、今のところパンデミックを最もうまく乗り切った国である。

これは、IW(Institut der deutschen Wirtschaft/Wirtschaft Köln/ケルン経済研究所)が19カ国を対象に、GDPに加え、失業率(Arbeitslosenquote)、投資(Investitionen)、債務水準(Schuldenstände)などの要素を含めて分析した結果である。このグラフが示すように、IWの調査では北欧の国々が特に良い結果を出している。
デンマークのほか、2019年第4四半期から2021年第3四半期にかけて失業率が低下した唯一の国である韓国(Südkorea)とともに、スウェーデン(Schweden)、ノルウェー(Norwegen)もトップ6に名を連ねている。スウェーデンがこの順位を獲得できたのは、主に政府投資が9.2%増加したためだが、ノルウェーは家計所得が5%近く増加し、負債水準が低下したためと思われる。

この研究「Dossier: Corona und Wirtschaft」はものすごく面白い。
膨大なチャートを公開している。

https://time-az.com/main/detail/76659

スイス(Schweiz)の6位は前者によるものだが、残りの指標では調査対象19カ国の中でより中間的な位置にある。
スカンジナビア諸国(skandinavischen Länder)の経済的成功は、他のヨーロッパ諸国に(europäischen Staaten)比べて、感染症対策が比較的緩やかで、市民生活、ひいては消費への影響が少なかったことも一因であろう。例えばデンマークは、2021年06月にマスクの要件が廃止された後、早ければ2021年09月にすべての措置を解除した。スウェーデンは当初からパンデミック対策の義務付けをほとんど行わなかったが、この判断は特にヨーロッパの他の国々で批判を浴び、コロナの死者数にもある程度反映されている。流行開始以来、1,000万人の国で約1万8千人がコロナを発症または発症して死亡しており、その多くが老人ホームや介護施設で亡くなっているが、これは現在約73.6%と北欧の基準では低い接種率も一因であると考えられる。

スカンジナビア諸国は、早くから自然免疫に挑戦し、急激に感染者が増え、多くの人が死亡したが、経済的には成功したことになった。

しかし、少し怖い話でもある。

もし歴史的に自然免疫がなければ、昔に人間は淘汰されていたはずである。

最大の問題は、私は死ぬ方か?生き残る方か?と言うことで、個人の問題を無視すれば、正しいことになる。

つまり、人権を無視した経済活動である。

国の経済存続のために死ぬ人がいる。

昔の医学には、それが正当化されていた。

私は、これを理解するのに何度も読んだことがあるし、読み返したことがある。

2022-03-03---ドイツのインフレ。1年前と比べ、エネルギーが大幅に高くなった。

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