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マカオのカジノ王故スタンレー・ホーの息子マリオ・ホーが創業したeスポーツ企業、米国でIPOを申請した。

Forbes Japanは2024年06月17日に、Forbesが2024年06月14日に、「Esports Company Cofounded By Son Of Casino Magnate Stanley Ho Files For U.S. IPO」を翻訳し、伝説的なマカオのカジノ王、故スタンレー・ホー(Stanley Ho/何鴻燊)の最年少の息子マリオ・ホー(Mario Ho)が共同創業したeスポーツ会社のNIP Group(NIPグループ)は、米国のナスダック(Nasdaq exchange)でのIPO(Initial Public Offering/新規株式公開)を申請したと報告した。

『マインクラフト(Minecraft)』や『キャンディークラッシュ(Candy Crush)』といった人気のゲームを生み出したスウェーデンに本社を置くNIP Groupは2024年06月12日にSEC(Securities and Exchange Commission/証券取引委員会)に書類を提出したが、その中ではIPOの詳細について明らかにしていない。

目論見書によると、2021年に法人化された同社は中国、ヨーロッパ、ブラジル出身のプロゲーマー125人を擁し、eスポーツの2チームを運営している。チームは中国のEStar Gaming(Eスター・ゲーミング)とスウェーデンのNinjas in Pyjamas(ニンジャズ・イン・パジャマズ)がある。Ninjas in Pyjamasは『カウンターストライク:グローバルオフェンシブ(Counter-Strike: Global Offensive)』『オナー・オブ・キングス(Honor of Kings)』『リーグ・オブ・レジェンド(League of Legends)』といった人気のゲームで競っている。2023年までにEStar Gamingは60の大会で賞金US$1090万(約17億円)、Ninjas in Pyjamasは57の大会で賞金US$820万(約13億円)を獲得していると目論見書にはある。

NIP Groupには、スウェーデンのメディア・通信業界の大物、故ヤン・ステンベック(telecom tycoon Jan Stenbeck)の息子フェリックス・グラナンダー(Felix Granander)や中国・武漢市、米国の富豪ジェフ・ヤスの投資ファンドのSusquehanna International Group(サスケハナ・インターナショナル・グループ)、フォーブスの投資家ランキングに入っているアンナ・ファン(Anna Fang)のベンチャー・キャピタルのZhenFund(真格基金)、香港のポップシンガーのジャクソン・ワン(Jackson Wang)らが投資している。

NIP Groupの2023年の純損失は800万ドル(約13億円)で、前年の610万ドル(約10億円)から拡大した。売上高は前年比27%増のUS$8370万(約130億円)だった。同社はタレントマネジメントやeスポーツチームの運営(大会参加の手当やスポンサーシップを含む)、イベント企画で売上をあげている。

同社によると、東南アジアや北米、中東、日本、韓国など新市場への進出を計画しているという。加えて、eスポーツ教育やデジタルコレクティブル、知的財産のライセンス供与などの分野への事業拡大を視野に入れている。共同でCEO(Chief Executive Officer/最高経営責任者)を務める共同創業者のマリオ・ホーとヒシャム・シャヒーン(Hicham Chahine)は目論見書の中で「急成長しているこの業界を育み、将来と若者のための可能性を見出すべく、業界の流れに影響を与えたい。」と述べている。

調査会社Niko Partners(ニコ・パートナーズ)の最新の報告書によると、世界のeスポーツ市場規模は2022年にUS$13億(約2050億円)に達し、アジアと中東・北アフリカが56%超を占めている。eスポーツの大会の人気は高まっており、視聴者数は2022年の5億3200万人から2025年には6億4000万人以上に増えると予想されることが2023年09月のBoston Consulting Group(ボストン・コンサルティング・グループ)の調査で明らかになった。

米国のMIT(Massachusetts Institute of Technology,/マサチューセッツ工科大学)で財務を専攻したマリオ・ホーは、23歳だった2018年に中国・深センでNIP Groupの前身の1つであるVictory 5(ビクトリー5)を創業してeスポーツ分野に足を踏み入れた。その2年後に98歳で他界したアジア最大のギャンブル帝国の創始者スタンレー・ホーの息子であるマリオは、マカオeスポーツ連盟の会長も務めている。

実は、カンボジアに長くいた私の友人は、一時マカオのカジノ王、故スタンレー・ホー(Stanley Ho)に数年世話になっていた。

耳にタコができるほど、スタンレー・ホーについて聞いた。

私の息子もeCarraceのチャンピオンで頑張っているので、いつかどこあで会うかもしれない。

「F1」より面白い。世界チャンピオンシップもネットワークで可能になる

2022年01月14日---世界最大のギャンブル拠点マカオで、賭け事に関する最大の法改正。
2021年11月28日---マカオのカジノのVIPルーム運営などを手掛ける太陽城集団の会長逮捕。
2021年01月05日---大みそかのマカオで、旅客数、過去11カ月で最多を記録。
2020年11月23日---マカオに人が、戻ってきた!
2020年10月29日---横浜市が、IR誘致で描く夢。
2020年09月11日---マカオグランプリ、予定通り11月開催へ!
2020年09月07日---マカオのカジノ6社、2020年01~06月に軒並み赤字。2020年09月最初の6日間倍増!
2020年08月28日---2020年07月のマカオ団体客、4カ月連続ゼロ!
2020年08月24日---マカオも苦しんでいる。小売の売上高、2020年04~06月は6割減。
2020年05月30日---マカオの2020年第1四半期成長率、過去最悪マイナス48.7%。
2020年05月26日---アジア最大のカジノ帝国の帝王!スタンレー・ホー死去。
2020年03月24日---マカオ、渡航歴ある中華圏住民も入境禁止!
2020年03月18日---公共部門再開したマカオ、中華圏除く非居住者の入境禁止。
2020年03月02日---マカオ政府、公共部門再開。
2020年03月01日---マカオの2020年02月カジノ収入9割減。
2019年06月11日---マカオのカジノ「澳門博彩(SJM)」、マスマーケットを強化。
2018年06月12日---マカオのカジノ王、2018年06月にSJM会長を退任。
2018年04月17日---大阪・ミナミで、違法カジノ急増。
2018年03月27日---カジノ法、自民が譲歩。
2018年03月26日---カンボジア内務省、カジノの外国人客、2017年は約116万人。
2018年03月20日---大手カジノのボラカイ島進出、フィリピン政府が承認。
2018年03月15日---「カジノ解禁」に向けた動き!
2018年03月14日---長生きと年金。制度設計の遅れで、引退生活支えきれない。
2018年02月28日---2017年、台湾寄港クルーズ船客、最多114万人。
2018年02月21日---政府案として、カジノ入場料2000円を提示。
2017年12月16日---山形市のベガスベガス、ベトナムにカジノをオープン。
2017年11月14日---マカオ政府、永久居民に現金支給!
2017年10月27日---マカオのカジノ6社、EV仕様のシャトルバス導入。
2017年08月24日---マカオのATM規制で、香港でATM引き出し急増!?
2017年06月10日---カジノで、日本市場に迫るトランプ大統領!
2017年05月08日---ドイツでも全国民向け最低所得保障が試験運用を開始。
2017年04月04日---カジノ推進本部が初会合で、有識者8人を選任。
2017年03月02日---史上初、人工知能がポーカーでプロに勝利!
2017年02月22日---世界のカジノ経営者「東京は世界最高のカジノ市場」
2017年01月17日---「保護なめんな」ジャンパーを着て受給世帯訪問。
2017年01月01日---フィンランドで、月約7万円無条件支給。フィンランド「BI」試験!
2016年12月15日---カジノ法、年金制度改革法が成立。
2016年12月07日---民進党の蓮舫代表「カジノ、国の品格欠く」?
2016年12月02日---カジノ法案、衆院内閣委員会で可決。
2016年11月18日---大阪湾の人工島「夢洲」統合型リゾートを誘致する構想。
2016年11月10日---マカオの元検事総長は、約2000件の罪で裁判へ!
2016年11月09日---自民方針!カジノ法案、今国会で審議入りへ
2016年05月14日---毎月28万円の所得保障。スイスで国民投票。
2016年04月20日---矛盾を抱えたラスベガス売春宿!
2016年03月12日---切断手術を受けた人は、『もう休業給付者として適格ではない。』と言われた。
2016年02月22日---9回の理想社会を試みた、最も惨憺たるユートピア。
2016年01月30日---スイスは世界で初めて、1ヶ月あたり全国民に£1,700を保証する国になる!?
2016年01月20日---不均衡は、生きるために不可避の事実であるか?
2016年01月20日---これが、世界で一番良い国!
2016年01月18日---現在、ちょうど62人が、世界中の富の半分を所有している。
2015年05月31日---本当の高齢者は、どのように生きた?
2015年05月03日---ボクシングの「世紀の一戦」は、フロイド・メイウェザーが判定で勝った。
2014年09月16日---派手な米国が、崩壊するとき、賭博の町アトランティックシティ。
2014年08月26日---抗議者は、マカオが目覚めることを要求。
2014年06月21日---マカオ警察は、不法なワールドカップ賭博を摘発。
2014年04月01日---世界最大の大観覧車がオープン。
2014年02月12日---米国の合法化で、モバイル・ギャンブルは2018年までに、US$600億になる?
2013年12月13日---スペインの「Eurovegas」の巨大なカジノ計画キャンセル!
2013年12月07日---モバイル・ギャンブルの利用者数、5年間で1億人増える。
2013年09月14日---国際的な不法賭博の保釈金のために、ラスベガスに行く希望が認められた。
2013年09月12日---「ラスベガスのキング」が住んだ家、US$7000万。
2013年07月12日---金曜は、ポーカー世界大会選手用の支払い日。
2013年05月25日---ラスベガスからのネオン・サインの博物館、ナイト・ツアーをスタート。
2013年04月30日---ラスベガスがある米国のネバダ州は、合法的なオンライン・ポーカーに着手。
2012年10月19日---MGM中国は新しいマカオ・カジノの土地取引で株価上昇。
2012年10月10日---ラスベガスのカジノから、US$160万のチップを盗んだ!
2012年09月30日---黒海のラスベガス?
2012年09月28日---ラスベガスの建築デザイン。なぜカジノに鏡がないのか?
2012年04月11日---マカオにUS$40億を掛けた新しいカジノがオープン!
2012年03月21日---スペインのメガ・カジノ計画「EuroVegas Project」
2011年05月27日---MGM Chinaは香港で、US$15億を集めた。
2011年04月14日---米国のMGM、マカオのカジノと合弁事業で合意!
2011年04月14日---米国のMGM、マカオのカジノと合弁事業で合意!
2010年08月10日---「ハマコー」背任容疑で逮捕!
2009年05月13日---オンライン・ギャンブルと道徳の戦場が激化。
2008年08月22日---ネバダ州の巨大商用太陽エネルギー発電所「Nevada Solar One」
2007年12月17日---米国のインターネット・ギャンブル法の行方。
2006年05月25日---米国のネット中立法とネット・ギャンブル禁止法承認した。
2005年11月09日---ラスベガス1905年〜2005年の写真を公開した。
1980年03月06日---浜田幸一、ロッキード事件で受け取った金で借金返済が発覚した。
1921年11月25日---マカオのカジノ運営権を2002年まで独占した何鴻燊が生まれた。

https://www.forbes.com/sites/zinnialee/2024/06/14/esports-company-cofounded-by-son-of-casino-magnate-stanley-ho-files-for-us-ipo/
https://www.scmp.com/tech/tech-trends/article/3266695/stanley-hos-youngest-son-mario-sets-sights-chinas-first-esports-ipo-us
https://www.linkedin.com/posts/forbes-magazine_esports-company-cofounded-by-son-of-casino-activity-7207388872568102912-UVKp
https://www.bloomberg.com/news/articles/2024-06-12/hk-pop-star-backed-esports-firm-nip-group-files-for-us-ipo
https://news.bloomberglaw.com/mergers-and-acquisitions/hk-pop-star-backed-esports-firm-nip-group-files-for-us-ipo
https://www.scmp.com/topics/stanley-ho-0

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