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カンボジア、2023年09月に小口金融の融資残高US$51億。

アジア経済ニュースNNA ASIAは2024年01月18日に、カンボジアのNBC(National Bank of Cambodia/カンボジア国立銀行)のメンバー、パートナーと協力して活動している小口金融の業界団体CMA(Cambodia Microfinance Association/カンボジア・マイクロファイナンス協会)が公表した最新のデータによると、2023年09月末時点のマイクロファイナンス(Microfinance/小口金融)業者の融資残高はUS$51億3,000万(約7,550億円)だった。借り手は160万人で、女性が55%を占めた。

マイクロファイナンスの預金残高はUS$22億4,000万、預金者は192万人。業界の従業員は2万1,406人、事業拠点数は908カ所だった。

カンボジアの新聞「クメール・タイムズ(Khmer Times/電子版)」が2023年01月15日報じたところでは、CMAのソク・ボエウン会長(Sok Voeun, Chairman of Cambodia Microfinance Association)は先に、「カンボジアのマイクロファイナンス業界は過去30年で、国家の経済成長、貧困緩和に向けた努力の礎石へと変貌を遂げた」と述べ、業界の社会的な役割を強調した。

一方でマイクロファイナンスを巡っては、カンボジア国民の過剰債務の問題も指摘されている。

南部コンポンスプー州で実施された調査によると、27%超の借り手が月収の70%以上を債務返済に充てている。

実は、世界で初めてモバイル・マネーM-Pesaで成功したケニアのサファリ・コム(Safari.com)も、日本のサラ金から、アイディアを借用した。

ケニヤで個人商店を始めたくても資金がないということで、マイクロファイナンスを始めた。

ただし、最初は大掛かりではなく、手作りファッション・ショップや手作り美容院、手作りアクセサリー・ショップであった。個人の負担を軽減し、それを発展させた。若い子がマニキュア・ショップで成功し始めた。
ただし、金利は10日で1割であった。でも目の前で売れるので、それも可能であった。

みんなお金儲けが面白くてしょうがなかった。

誰も。お金など貸してくれると考えていなかった・

それがアフリカのモバイル・マネーの原点であった。

ムハマド・ユヌス教授(Professor Muhammad Yunus,)によってバングラデシュ(Bangladesh)で設立されたマイクロファイナンスは世界中でさまざまな形をとっているが、カンボジアの独特な歩みがこの国の銀行・金融業界の基礎となっている。

この動きは、実にカンボジアで正しい報告である。

ケニヤでも、男ではなく、女から始まって、定着した。

今では、ケニヤの国家予算より利益を上げている。

ただし、ケニヤ政府から乗っ取りの手が伸びたので、仲間の南アフリカのヴォーダコム(Codacom)と組んで逃げ出した。

今では、タンザニア、コンゴ、エチオピア、エジプトなどでもサービスを提供している。
将来は、
世界最大の大陸、アフリカを狙っている。

https://www.nna.jp/news/2614230
https://www.khmertimeskh.com/501422993/mfi-outstanding-loans-stood-at-5-13-billion-in-2023-q3/

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