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ポルシェ、26年ぶりの大型IPOを目指す。

ドイツのインフォグラフィクスを紹介しているハンブルク(Stadt Hamburg)にあるStatista GmbHのデータ・ジャーナリスト(data Journalist)のフローリアン・ツァント(Florian Zandt)の報告として、レネ・ボックシュ(René Bocksch)、シェダ・ニエ(Hedda Nier)の報告と共に2022年09月20日に、2022年09月29日に予定されているポルシェAG(Porsche AG)のIPOの見通しは楽観的で、€700億から€750億の市場評価、取引初日の総収入は最大€94億と予測され、すでに株式の応募は数倍を超え、需要は高いと報告した。

https://time-az.com/main/detail/77772



企業データおよび報道をもとに作成したグラフが示すように、この予測が正しければ、フォルクスワーゲン子会社はドイツの歴代IPOの中で第2位にランクされることになる。
ドイツテレコムは26年間、誰もが認めるトップ企業であり、1996年に3つの新規発行のうち最初の発行で、取引初日に約€100億ユーロを稼ぎ出した。

ちなみに、2019年に行われた世界最大のIPOは、サウジアラビアの国営企業サウジアラムコ(Saudi Aramco)が初日に新規発行で約US$260億を稼いだ。

ドイツの3位と4位は、物流サービス会社のドイツポスト(Deutsche Post)とチップメーカーのインフィニオン(Infineon)で、それぞれ€58億と€54億¥であった。
Blättchen Financial Advisoryの金融専門家によると、ドイツの8大IPOのうち4つは20年以上前に行われたが、2019年から2021年の間に24社のドイツ企業が株式公開を果たした。しかし、これらの企業の合計発行額は€121億にとどまり、2018年の年間発行額をわずか€11億上回ったに過ない。

2022-09-18---ドイツのポルシェ、新規株式公開の仮条件を設定。


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