ニュース速報：米国、南アフリカなど7カ国からの渡航を制限。

米国のCNNは2021年11月26日に、ジョー・バイデン大統領(President Joe Biden0は、コロナウイルスの新種が出現したため、月曜日から南アフリカをはじめとする7カ国への渡航を制限すると、政権当局がCNNに発表したと報告した。

■アンソニー・ファウチ博士(Dr. Anthony Fauci)およびCDC(Centers for Disease Control and Prevention/米国疾病予防管理センター)からの助言を受け、バイデン政権(Biden administration)は、南アフリカ(South Africa)、ボツワナ(Botswana)、ジンバブエ(Zimbabwe)、ナミビア(Namibia)、レソト(Lesotho)、エスワティニ(Eswatini)、モザンビーク(Mozambique)、マラウイ(Malawi)からの渡航を制限する。

このウイルスについての詳しい情報はまだ得られていないが、WHO(World Health Organization/世界保健機関)がこのウイルスを懸念すべきウイルスと認定したことを受けて、この方針は十分な注意を払って実施されたものであると報告している。

「当社の科学者と公衆衛生担当者は、この変種についてより多くの情報を得るために迅速に取り組んでいます」とある担当者は述べている。
なお、米国市民や永住権保持者には適用されない。他の海外旅行者と同様に、旅行前に検査で陰性になる必要がある。

https://time-az.com/main/detail/75698

■イギリスのアストラゼネカ(AstraZeneca)社は、オミクロン・バリアント(Omicron variant)とその影響に関する研究をすでに行っていると発表した。

ワクチンメーカーのアストラゼネカ社は、オミクロン変種が同社のコロナウイルスワクチンに与える影響を理解するために調査を行っており、新変種に対する抗体併用療法のテストを行っていると、同社のスポークスマンが金曜日に発表した。

同広報担当者によると、ワクチンに使用されているプラットフォームにより、同社は新しい亜種に迅速に対応することができるという。

「また、アストラゼネカ社は、ボツワナやエスワティニなど、この亜種が確認されている地域ですでに研究を進めており、この新しいウイルス亜種に対するバクゼブリア(Vaxzevria)の実戦データを収集することができます」と広報担当者は述べている。
アストラゼネカ社のワクチンは、現在、米国では使用が認められていません。

同社の抗体治療薬であるAZD7442もこの亜種に対して試験されており、アストラゼネカ社は、「AZD7442は、ウイルスに対して異なる補完的な活性を持つ2つの強力な抗体から構成されているため、有効性を維持できると期待している 。」と述べている。

ストラゼネカ社は10月、AZD7442の緊急使用を認可するようFDA(Food and Drug Administration/米国食品医薬品局)に要請した。

■ギリシャは、COVID-19の新種を懸念してアフリカ南部からの渡航を禁止。

WHOが「懸念される変異体」と発表したばかりのCOVID-19変異体をめぐり、少なくともアフリカの6カ国への渡航を制限する国が増えている中、ギリシャも加わることになった。

ギリシャは、南アフリカ、レソト、ボツワナ、ジンバブエ、ナミビア、モザンビーク、エスワティニ、ザンビア、マラウィからの必要不可欠な渡航のみを許可すると、保健省が2021年11月26日金曜日に発表した。

保健省によると、旅行者は現地のギリシャ大使館および外交機関から特別な許可を得なければならず、到着後に検査を受け、10日間検疫ホテルに収容された後、再度検査を受けることになる。

この新しい措置は、2021年11月27日土曜日の現地時間午前6時(日本時間午前12時)に発効した。

■ノババックス(Novavax)社、Omicron variantに向けたCOVID-19ワクチンの新製剤を開発中

バイオテクノロジー企業のNovavax社は、Omicron variantをターゲットにしたコロナウイルスワクチンの新製剤の開発を開始したと発表した。今後数週間のうちにテストと製造を開始するとしている。

ノババックス社は、2021年11月26日金曜日に発表したステートメントによると、B.1.1.529の既知の遺伝子配列に基づいた新しい組換えスパイクタンパク質の開発をすでに開始しており、今後数週間以内にテストと製造を開始できるようにする予定。
「我々は、この最新の株とCOVID-19の継続的な進化に対処するために、緊急性を持って活動を続けます。」
WHOは金曜日、この亜種を「懸念される亜種」と分類し、ギリシャ語で「Omicron」と命名した。

また、ノババックス社のステートメントによると、同社のワクチンに使用されている技術は、菌株の変化に素早く適応することを可能にしている。

「これらのデータから、当社のワクチンは、新しい亜種や出現しつつある亜種に対しても防御できる可能性があると考えています。」と述べている。

ノババックス社のCEOであるスタンレー・エリク(Stanley Erck)は、今月初めにCNNに対して、このワクチンの緊急使用許可を得るために、できるだけ早く、おそらく年内に完全なデータをFDA(Food and Drug Administration/米国食品医薬品局)提出したいと述べている。

ものすごい時代になってきた。

■CNNのアリー・マロイ(Allie Malloy)とベッツィ・クライン(Betsy Klein)によると、国立アレルギー・感染症研究所のアンソニー・ファウチ所長(National Institute of Allergy and Infectious Diseases Director Anthony Fauci)は、2021年11月4日に、ワシントンDCのキャピトル・ヒルにあるダークセン上院オフィスビル(the Dirksen Senate Office Building on Capitol Hill on November 4th, 2021 in Washington, DC.)で、COVID-19パンデミックへの継続的な対応について上院保健・教育・労働・年金委員会(the Senate Health, Education, Labor, and Pensions Committee)で証言した。

ホワイトハウスの関係者によると、ジョー・バイデン米大統領は本日、アフリカ南部で循環している新型コロナウイルスの変異体について説明を受けた。

米国国立アレルギー・感染症研究所所長、大統領主席医療顧問のアンソニー・ファウチ博士(Dr. Anthony Fauci, chief medical adviser to the President and director of the National Institutes of Allergy and Infectious Diseases)によると、B.1.1.529亜種が米国内で発生していることは、現在のところ「示唆されていない.」とのことである。米国の科学者たちは、南アフリカの科学者たちと緊密に協力して、この新たな変異体についての詳細を調べている。

「今のところ、これが問題になるかもしれないという赤信号のようなものを話していますが、まだわかりません」とファウチは言った。

WHOが「懸念される病原体」と分類したこの病原体は、南アフリカで初めて確認され、これまでに南アフリカのほか、ボツワナ、香港、ベルギー、イスラエルでも発見されています。これにより、様々な国でアフリカの数カ国からの渡航制限が出されている。

■新たなCOVID19バリアントへの懸念が世界市場を覆う。
CNNのアンケン・タッペ(Anneken Tappe,)、ロバート・ノース(Robert North)、クリス・リアコス(Chris Liakos)からの情報によると、
香港証券取引所(Hong Kong Exchange)では、COVIDの新種が原因で、ハンセン指数が600ポイント以上も下落している。
2021年11月26日、香港取引所では、ハンセン指数が600ポイント以上下落するなど、COVIDの新種による損失が発生し、指数は赤字となった。
WHOが「懸念すべき変種」とした新たなCOVID-19の変種を前に、世界中の株式が暴落した。

米国株はオープンと同時に急落し、その後も下落基調を続けた結果、株式市場は最悪の一日となり、ダウは1年以上ぶりの最悪の日となった。また、原油価格も大きな打撃を受けた。

この新しい亜種は、南アフリカ、ボツワナ、香港、ベルギー、イスラエルで検出され、一部の国では飛行禁止措置がとられた。

夏の間、デルタ型は消費者を不安にさせ、レジャーやホスピタリティなどの分野に影響を与えた。今、投資家やエコノミストたちは、この新種のウイルスが同じことを引き起こすのではないかと心配している。

もう、世界中がグシャグシャです。

はっきりする前に、走り出している。
パニックである。

しかし、全て対応できそうです。

科学は、ものすごく早く進化している。

進化していないのはマスコミのようです。

＝2021-11-26---WHOがCOVIDの新種を「Omicron(オミクロン/B.1.1.529)」と命名。

2021-05-14---ノババックス大規模調査でCOVID-19接種の効果が約90%と判明。