アフガニスタン中部で武装集団、外国人観光客3人を含む6人殺害。

2024年5月19日 18:02

France24はAFPからの情報として2024年05月17日に、タリバン政府は2024年05月18日土曜日に、アフガニスタンへのツアー中に射殺されたスペイン人観光客3人とアフガニスタン人3人の遺体が複数の負傷者とともに首都に搬送されたと発表した。

グループは金曜夜、首都カブールから約180km離れたアフガニスタン中部の山間部の都市バーミヤン(Bamiyan)の市場を歩いていた際に発砲された。

政府内務省のアブドゥル・マティーン・カーニ(Abdul Mateen Qani)報道官はAFPに対し、「すべての死体はカブールに移送され、法医学部門に保管されており、負傷者もカブールにいる。死者と負傷者の中には女性も含まれている」と語った。

「負傷者8人のうち、外国人4人のうち、容体があまり安定していないのは年配の外国人女性1人だけだ。」

カーニは、死者数はアフガニスタン民間人2人とタリバンメンバー1人を含む6人に増えたと述べた。

スペイン外務省は2024年05月17日金曜日に、死者のうち3人はスペイン人観光客だったと発表し、少なくとも他のスペイン人1人が負傷したと付け加えた。

病院関係者が提供した予備情報によると、負傷者はノルウェー、オーストラリア、リトアニア、スペイン出身だった。

「襲撃された時、彼らはバザールを徘徊していた」とカーニは付け加えた。

「容疑者7人が逮捕され、うち1人は負傷しているが、捜査はまだ続いており、イスラム首長国はこの問題を真剣に捜査している。」

複数の銃撃犯がいたかどうかについては言及しなかった。

生まれたばかりの観光セクター

スペインのペドロ・サンチェス首相(Spanish Prime Minister Pedro Sanchez)は、以前はツイッターだったXに「アフガニスタンでのスペイン人観光客殺害のニュースに圧倒されている」と投稿した。

EU(European Union/欧州連合)はこの攻撃を「最も強い言葉で」非難した。

同ブロックは声明で「私たちの思いは、攻撃で命を落とした犠牲者や負傷者の家族や愛する人たちとともにある」と述べた。

外国勢力に対する10年にわたる反乱を経て2021年に政権を握ったタリバン政権は、まだどの政府からも正式に承認されていない。

しかし、政府の統計によると、2023年には5,000人以上の外国人観光客がアフガニスタンを訪れるという、新興の観光セクターを支えてきた。

ほとんどの大使館が避難した後、観光客は領事館の支援なしで休暇を過ごしており、多くの西側諸国は誘拐や襲撃の危険を警告し、同国への旅行を控えるよう勧告している。

安全保障上の懸念に加えて、この国では道路インフラが限られており、医療サービスも老朽化している。

バーミヤンはアフガニスタン随一の観光地で、ターコイズブルーの湖と印象的な山々で知られ、かつてはタリバンが前統治下の2001年に爆破した巨大な仏像があった。

タリバン当局が政権を握って以来、アフガニスタンにおける爆破事件や自爆攻撃の件数は劇的に減少しており、外国人に対する致命的な攻撃はまれとなっている。

しかし、イスラム国を含む多くの武装勢力は依然として脅威となっている。

この聖戦士グループはタリバン政府の弱体化を目指して外国の利益に対する攻撃キャンペーンを展開しており、パキスタンとロシアの大使館、さらには中国人実業家も標的にしている。

昔もアフガンスタンは危険ということで、知人たちは入っていったようだが、私は旅行を避けた。

バーミヤン(Bamiyan)の緯度、経度。
34°48'36.0"N 67°49'16.4"E
または、
34.810006, 67.821211

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