Vtuberというエンターテインメント<1>

Vtuberにドハマりしています。
病です。

どっかのなんかの調査で見ましたが、
Vtuberを推している層には
わたしのようなアラフィフ女性はほぼ存在しないようで。
ファン層は10代20代ばかりというような結果が出てました。
周囲に面白さを布教したりしてますが、誰もハマってくれません。。。
ひとりで駅掲示を見に行ったりグッズショップに行ったりして
孤独に楽しんでおりますよっ。

きっかけというか
病状の経過はですね
株式会社バーグハンバーグバーグの
「オモコロ」というコンテンツが好きで
オモコロライターのARuFaとダ・ヴィンチ・恐山のやっている
「匿名ラジオ」を聞くようになったんでした。
それがコロナ禍くらい。

そこに、Vtuber事務所にじさんじ所属の「月ノ美兎」さんがゲストで出てて。
Vtuberの存在は知っていましたが
その当時のわたしは良い印象をもっておらず

・バ美肉おじさん( ^ω^)・・・
・萌え声の美少女キャラがガチ恋させて投げ銭で貢がせとるんやろ

くらいしか知識がなかったので(偏り)
月ノ美兎さんのトークの上手さ、機転、知性にスゲー驚きました。
トークでARuFa・恐山と渡り合えるってだけでただ者じゃないよ。

そこから委員長(←月ノ美兎さんの愛称)ARu子ちゃんとのコラボや
伝説の「わたくしで隠さなきゃ」を見たりしてるうちに
すっかりVtuberに対しての偏見はなくなり、楽しむようになりました。
そして、にじさんじ二期生「剣持刀也」との出会い。

わたしはどうやら、
「頭の回転が速く/博識で/毒を吐く/口は悪いが基本人格は常識がある善人」
がだいすきみたいなんですね。
あと「狂人」。
♯代表格は伊集院光(深夜の馬鹿力)です。

にじさんじの剣持刀也は全ての要件を満たしていた。
委員長もね。

にじさんじって、箱内のコラボやユニットがたくさんあるから
推しを追っていると他のライバーもたくさん見る機会があるし
コラボで見た気になるライバーを見に行くとまた好きになっちゃったりして
マジ底なし沼です。

アニメイトへの買い物に付き合ってくれてる男友達の京本さん(仮名、40代)は
「Vtuberなんてそんなんどうせ中の人はブサイクでしょ、顔が出せないからアニメ絵でやってるんでしょ、くだらない」
っつって完全に受け入れないんですよね。
彼は顔や見た目に異常にこだわるタイプなのでそういう価値観なのだろうなあ。

特に反論はしなかったけど、実のところ
前世があって顔バレしているライバーに限って言うと、
皆さん平均以上の容姿である。
美人・イケメンも少なくない。
でもそういう問題じゃないんだ。

いわゆるVtuberの「中の人」には
元声優、元ニコニコ配信者、歌い手、プロゲーマー、とか
いろんな属性の人がいるようだけど
そういう人たちがVtuberという2次元のガワを得たうえで
雑談したりゲームしたり
そのキャラクターとして生きて動くロールプレイする、
それがとんでもない可能性を秘めているのよね。

たとえばさ
引きこもって長時間ゲーム配信していただけの人が
Vtuberになって
ボイトレに通って歌を歌えるようになり、メジャーデビューし、
ダンストレーニングを経て、ライブで大きなホールを埋めてしまうんだよ。
そして芸人ばりにバラエティでひな壇トーク回せて
体を張った芸もやってしまう。

その昔ね、ジャニーズのアイドルに対して
「顔が良くて歌って踊れて体を張った芸人もやれてトークも面白いってそりゃ需要の頂点だよな」って思ってたんだけど
Vtuberもそれに近いんだよ。
皆さんすげーーー努力してんの。

色んな属性から入ってきた(であろう)中の人たちが
どんどん各々のキャラクターとして歩き出して、
いろんなことに挑戦して成し遂げていく姿を見ているのが何とも楽しくうれしいのである。

わたしはにじさんじ箱推しです。
アイドル売りのVtuberには興味がもてなくて
男女も入り乱れて芸人と狂人のごった煮みたいなラインナップ(失礼)
が最高に居心地がよいです。
しいていえばかがみもち推しです。










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