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「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」感想(余談編)

まだまだ続くガンダムの話。

ククルス・ドアンのザクと言えば

以前、「ヤフーオークションにザクの実機が出品」されて、最高入札額は99兆9999億9999円まで行ったという話題があった。

要はジョークとしての出品で、入札した方も込みでネタとして楽しんだ騒動だったわけだが、この機体が「ククルス・ドアン」の乗機と説明されていた。

出品者はroran_doanで、今回の劇場版ではカーラにあたる女の子の事だと思う。名字がドアンになっていると言う事は、結婚したのか正式に養女になったのか?と想像が膨らんだのを覚えている。

ショックだったのが、この騒動が2001年1月だったこと。「ちょっと前」だと思っていたが、もう20年以上経過しているとは…。

「作画崩壊」を回収

TVシリーズの「ククルス・ドアンの島」が「伝説のエピソード」と言われるのは、ストーリーの秀逸さもあったが、作画が独特だったこともある。特に明らかに細身過ぎるザクは、一度見るとトラウマレベルで印象に残る。

今回の劇場版では、そういうことはないだろうと思っていたら、「ドアンが現場で回収したので、ああなった」と設定されていた。

シン・ウルトラマンもそうだが、過去のアニメ・特撮のリメイクを作るときに、過去に「それは無理がある」と思わせたいい加減な部分を、「あれには○○という理由がある」と設定し直す事が多い。マニア受けを狙っているのか、作りの手こだわりなのかは知らない。

例えば、「宇宙戦艦ヤマト」で作品によって顔が変わっていた「タラン将軍」を、「顔が違う兄弟が居た」事になっていたり、「さらば」で地球の軍備が充実しすぎているのを、「コスモリバースシステムの副作用で、時間断層という時間が進む速度が10分の1の空間ができて、そこで兵器を作っていたから」と設定していたり。

世間の評価は

公開後の観客動員数も好調で、「大ヒット」レベルと報じられている。

内容については、「マニアも一見さんも楽しめる」と評価している記事が多いようだ。

↓この記事は、バンダイのビジネス(ガンプラを売るために新しい映像ソフトが必要)の視点から書かれていて、新鮮だった。


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