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ハーフマラソン大会に出て思ったこと

いよいよ「坊っちゃんランランラン」当日。

初めてハーフマラソンの大会に出る不安から、夕べはよく眠れなかった。6時前に目が覚めて、TVを観ながらゴロゴロする。

10時半から軽く食べて市坪の松山運動公園へ余裕を持って行くつもりだが、食事の後にTシャツにゼッケンを取り付けるのに手間取って家を出るのが予定より15分遅れた。道路が渋滞していてやや焦ったが、なんとか締め切りの10分前に会場に着いた。

急いで室内練習場で受付して手荷物を預けてマドンナ球場へ、ここで待機する。出場者は意外に女性が多く、男性も含めて年齢が高い印象だった。

スタートを待つ出場者

12時40分に合図がありスタート。

18のブロックに分けてスタート

最初の2kmはかなり渋滞していて戸惑いながら走っていたら、1km6分30秒以下の想定より速いペースになっていた。

その後、周囲がばらけてきたので、想定の1kmを7分10秒程度で走ろうと思ったが、周囲のランナーに影響されてついついペースを上げてしまい1km6分50秒前後のペースで走っていた。

コースは、基本的に重信川の河川敷を上ったり下ったりするだけで、対面走行の部分も多くあり、かなり狭い。そのため、前にランナーがいるとついつい抜いてしまおうとペースアップしてしまった。

アップダウンも結構あり特に、中盤はかなり上っていったが、そんなに負担に感じなかった。

そんなこんなで、5km、8km、10km、15kmと自分の中で「目安」と思っていた距離を何とか超えたが、15kmを超えた辺りから左足の膝の辺りが痛くなってきた。やはり普段よりハイペースで走ったので、負担が大きかったようだ。

それからは、右足を蹴り足にするように意識してなんとかペースを保ったまま「15時5分で閉門」と決まっている17kmも何とかクリア。後は、歩いても制限時間内でゴールできそうだったが、「最後までイーブンのペースで走りたい」と、1km7分以下のペースを保とうとした。

ところが、18kmを超えた辺りから膝の痛みが強くなり、上り坂も多かったので、かなりペースダウンして、19kmが7分4秒、20kmが7分14秒、21kmが7分46秒になった。

コースの途中には給水所もトイレもあった。給水に関しては、風が強くて寒かったのでそんなに必要と思わなかったし、トイレも大丈夫だったので利用せず。と言うか、ペースダウンが怖くてそんな余裕がなかった。

そんなこんなで、最後の2kmは、それまでとレベルが違う辛さの中、沿道の人たちの応援にも助けられ、何とかゴール。

結局、2時間27分45秒でゴール。制限時間が3時間の部だったので、30分余裕を持って走りきった。

1kmごとのタイム。19kmから急に落ちている

膝がガクガクだが、寝込むほどではなく、クルマを運転して家まで帰れた。

反省点があるとすれば、1km7分程度のペースを守っていれば、もう少し楽に走れたかもしれない。それでも、初めて出た大会で目標にしていた2時間30分を切ることができたので、結果オーライだろう。

マラソンやハーフマラソンの大会に何度も出た人が、「一度大会に出ると気持ちよく走れるから、また出たくなるよ」と言っていたが、正直そこまで楽しかったとも思わない。もちろん、沿道の人達の声援や他のランナーのおかげで、一人で走っている時と比べて、走り終わるまでの時間が経つのが早く感じたし、実際に記録も良かった。

ただ、普段のランニングだと、その日の体調次第で「今日は調子がいいから15km走ろう」とか「今日は身体が重くて心拍数も高いから5kmでやめておこう」と調整できる。ところが、大会となると体調云々にかかわらず、その日に走りきらないといけない。今日も、本当なら10kmぐらいでやめておく体調だったが、無理して乗り切った。

これからも、体力維持とダイエットのために走る事は続けようと思うが、「次はフルマラソンに挑戦だ!」とはなりそうもない。

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