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2016年のカメラ業界覇権争い

デジカメWatchの連載マンガ「カメラバカにつける薬」は、2016年の話を再掲載している。

これ自体は「手抜きじゃないか?」とも思ったが、今から6年前のカメラ業界の世相(?)が見えて面白かった。

ソニーのフルサイズミラーレス機α7が発売されたのが2013年で、2016年にはα7IIがシェアを伸ばしていた。

私は新し物好きなのでα7から使っていたが、マニアにとっては「ミラーレスはまだまだ不完全なカメラ」という声も大きかった時期だ。実際、2016年には、D5、K-1、EOS-1D X Mark IIといった一眼レフの最上位機が発売になっている。

カメラ業界では、「AEはまだまだ不完全」「AFは…」「デジタルは…」と、新しい技術が出るたびにそれを否定する守旧派の声が上がり、やがて時代の波に押し流されていくことが続いている。

現在は、「スマホのカメラなんて」の声が…、いや、その大勢は既に決しているようだが、「カメラじゃなければ」の勢力は意外にしぶといのかもしれない。

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