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どうして日本を出たんだっけ?

元々ブラック企業で働いておりまして。。。正確には記憶もないですが、年間平均残業は休日込みで月100時間を越え、これは記憶がハッキリしてますがwピーク時は3か月で勤務時間1180時間、当時シンガポールの案件を日本で担当しておりました。

初の本格的な海外案件という事で、英語もままならない人間が2年半の間ひたすら英文メール、英文の仕様書やら見積もりやらを読みながら東京のプロジェクト室で働いている中、、、問題が続発。東京で時差に対応しながらのコントロールに限界を感じ、「とにかく現地に行かせてください、何とか納めてきますから」と直訴するも却下。。。

結局、東京の上司共が現地シンガポールに行き、帰国後にゴルフやらKTVとかKTVのお話しをしているのを聞いていて、

「、、、ここ辞めて海外で海外の仕事したら良いんじゃね。」

と、まあ短絡的に思いはじめたのがきっかけです。

というのも、そもそもブラック企業だったので辞める事の影響がプラスでしか無いと言うのが大きかったです。もし上場企業なんかでソコソコ安定していれば家族含め色々と悩んだかと思います。また、当時のプロジェクトが、結構な人数の40代~60代の派遣外注で成り立っていて、いかにも「フリーランス」の「プロ」の方々の影響も大きかったかと思います。

何しろ、薄給、長時間労働の極みに居た私にとって彼らの立ち居振る舞いの全てが眩しく見え、また、その方々が私を対等に扱ってくださったと言うのも一層そう言う世界への憧れを強くしました。

ある日、お酒の席で「ところで、お前給料安いだろ?w」とのお言葉から話は進み、「海外で働ける人間を探してる会社があるみたいだけど紹介しようか?」で、あとはトントン拍子でした。

唯、本当に困ったのは、過去の案件の概要を覚えておらず、履歴書が書けない事。

これは、自分の事を履歴書を書く前提で記憶していないと本当に困ります。手帳も用が済んだと同時に毎年捨てていたし、今みたいにスマホもGoogleカレンダーも無いので本当に困りました。新入社員当初なんてPCすら与えられなかったですから。。。まあ年代がバレるなあw

そして、「某国で3週間放置プレイ」の話から私の海外生活がスタートします。。。

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