アーマードコア6のかんそうです
あ~、アーマードコアの新作やりてーなぁ~
この10年。ふと、何かの瞬間に思っていたことだ。
べつに旧作に不満があったわけじゃない。(当社比)
アーマードコアがやりたければ旧作を引っ張り出せばいい。
だがフロムソフトウェアの作るアーマードコアという作品は、出るたびに新鮮な驚きを提供してくれた。その快楽をもう一度、味わいたかったのだ。
そこへこんな作品を出されればこうもなろう!!
そんなわけで2023年8月25日の発売日から毎日すこしづつ進め、本日9月10日に1週目クリアと相成りました。
【以下、ネタバレを含めての感想文になりますのでご注意ください】
面白いとかそういう次元の話ではない。
酸素を呼吸するのに特別な意識はいらないの如く、機体を操作するのも機体を組むのもごく自然。なんの違和感もない。ずっと共にいてくれたような、このしっくり感。
だというのにストーリーは団地のどこからかカレーや出汁の香りがふいに漂ってくるような心地よい驚きに満ちている。
10年寝かすとアーマードコアの味は良くなる。
いやこれは熟成期間(ブラッドボーン、ダークソウル3、SEKIRO、エルデンリング)が良かったというべきか。
あるいはフロムがファンタジー作りすぎて、その反動がやってきたと見るべきか。
なんでもいい。ともかくアーマードコア6は最高なんだ。
ちょっと冷静になろう
これを始めてプレイしたプレイヤーはけっこう戸惑ったと思う。
まず操作の挙動に癖がある。
機体に慣性が働くので慣れるまでは思うように動かせない。
次にスタッガーシステム。
全ての敵がよろける仕様があり、よろけている最中にできる限りの攻撃をするのが本作の基本。そこに、チュートリアルステージで否応なしに慣れざるを得ない。あの武装大型ヘリ、チュートリアルボスの強さじゃないだろ……。
そしてコンボシステム。
スタッガー中に最大の火力を注ぎ込むためのテクニックだが、いまだにこれがわからない。どうつなぐのか。何がつながるのか。
まだまだ楽しめそうだ。
キャラクターにも一言。
顔が分からない。一切わからない。誰がどんな顔をしてるのか。いまどんな表情をしているのか。全くわからない。現代っ子にはきっと珍しいと映るに違いない。シリーズ伝統とは言え、ここを変えなかったのはけっこうな決断だったと思う。嬉しかったけど。
ストーリー
1週目はエアルートを選択しました。
理由?
カーラとチャティを斬る選択をあとに残しておきたくなかったから。
ごめんな二人とも……。次は一緒に戦おうな……。
で、感想。
コーラルの正体と危険性、その可能性。
コーラルと人間。
そして友人。
レイヴンがこの惑星に企業を呼び込んだこと。
惑星封鎖機構の思惑。
ハクティビスト達。
ラスティの正体と目的についてはぼんやり見えたものの、多くの謎が残るエンディングだった。
コーラルたちはエアがなんとか説得してくれるだろうが、今後どうなるかはわからない。
詳しくは次回作。アーマードコア6 ジュピータキングスにて。
「レイヴン」が主人公の話でもいいすよフロムさん!!
サポートなど頂いた日には画面の前で五体投地いたします。