dd11_ebbxのオプション設定とエラーメッセージ
このnoteはメンバーシップの特典インジケーターの説明です。
はじめに
このnoteは、次のTradingViewのインジケーターの説明です。
オプション設定について
オプション設定画面は次のようになっています。
Tau
EBBXの基本パラメータのτを、数値と単位で指定します。
左のボックスに数値を入力します。小数でも構いません。
右のプルダウンメニューで単位を選びます。次のものが選べます。
b: ロウソク足の本数
s: 秒
m: 分
h: 時間
D: 日
W: 週
M: 月
Y: 年
Line color
EBBXの±1σ、±2σのバンドの色と透過度です。
Fill color
EBBXのe0pとe1pのあいだの色と透過度です。
Bull(買い)、Bear(売り)、Neutral(中立)に分けて指定できます。
Info position
EBBXの情報が表示される場所を指定できます。
bottom left(左下)、bottom right(右下)、top right(右上)から選べます。
エラーメッセージについて
エラーが起きると次の図のような赤い!マークが表示されます。
!マークをクリック(またはタップ)することでエラーメッセージが読めます。エラーメッセージとその内容は次の通りです。
Error on bar 0: tau in bars should be at least 2
訳: τの値はロウソク足換算で2以上にしてください。
わんわんが使うのは5くらいからです。
Error on bar 5291: tau should be around 882b or smaller
訳: τの値は882bあたりか、もっと小さくしてください。
指数減衰のインジケーターでは、過去どこまでさかのぼって計算するかによって結果が変わります。それでも5τ以上さかのぼることによる違いは誤差の範囲です。そのためEBBXの表示は5τ以降に制限してあります。
エラーメッセ―ジの数値の通り(τの数値を882、単位をb)に設定すると、1τほど表示されるようになっています。表示される部分がもっと少なくて構わなければ、もう少し大きなτを指定しても問題なく動作します。
わんわんが普段使うτの値はエラーメッセージの数値の半分以下です。大きなτで見たいときには、長い時間の足を使います。例えば、τ=1Wを見たいとき、1分足だとτ=7200bになり表示できませんが、30分足ならτ=240bなので表示できます。
おわりに
EBBXの内容についての説明はこちらをご参照ください。
ここから先は
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?